所得税確定申告の提出方法。税務署や相談会場での提出、郵送やe-Tax(電子申告)の違いを確認しておきましょう。

確定申告の提出方法には管轄の税務署や相談会場へ持参する以外に郵送やe-Tax(電子申告)といった方法もあります。
それぞれどういった違いがあるのでしょうか。

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確定申告の提出方法にはどういった方法がある?

確定申告の提出方法にはいろいろな種類がありますが、
税務署や相談会場で提出するものという理解をされている方が
多いように感じます。

提出方法をまとめてみると次のように分かれます。

まず、持参パターンは3つに分かれます。

1. 管轄の税務署や相談会場の窓口で提出する

2. 管轄の税務署や相談会場で確定申告を作成、または仕上げて提出する

3. 管轄の税務署の時間外収受箱に投函する

次に持参しないパターンには2つあります。

4. 郵送で提出する

5. e-Tax(電子申告)、つまりインターネットで提出する

整理すると5つのパターンになりますね。
 

提出方法別のメリットデメリットは?

では、それぞれの提出方法の内容やメリット・デメリットを確認しておきましょう。
 

1. 管轄の税務署は相談会場の窓口で提出する

あかじめ自宅で国税庁HPや手書きで作成した確定申告書を税務署や相談会場の窓口で提出する方法です。

メリットは窓口でハンコの押し漏れ、添付書類の漏れを確認してもらえ、その場で受付印をついた控えを受け取れるという点です。

デメリットは税務や相談会場へ行く時間が掛かるということです。

税務署や相談会場というと長蛇の列がという印象もありますが、提出するだけだと待ち時間がほとんどないケースもあります。
 

2. 管轄の税務署や相談会場で確定申告を作成、または仕上げて提出する

申告に必要な資料のみを持参して、税務署や相談会場で確定申告を作成する、または自宅で途中まで作成して税務署や相談会場で記載内容のチェックをしてもらい提出する方法です。

メリットは税務署の職員や税理士に記載方法のチェックをしてもらえるという点です。

デメリットはとにかく時間がかかる、ということです。
相談会場であれば、相談を受けるために並ぶ、相談後会場のパソコンで申告書を作成するためにまた並ぶ、といった具合です。
 

3. 管轄の税務署の時間外収受箱に投函する

管轄の税務署の時間外収受箱(ポスト)に投函する方法です。郵送の代わりに自分自身で税務署のポストに投函するのです。
郵送と同じなので、確定申告の控えとその控えを返送する封筒(切手)を貼ったものを同封しておく必要があります。

メリットは
・24時間いつでも提出できる
・切手代が不要(控えの返信用封筒には切手が必要)
ということです。

24時間提出できるということは、申告期限ぎりぎり3月15日(平成26年分は平成27年3月16日月曜日)の23時でも提出できるのです。
さらに、3月15日の17時以降に何時に提出したのかは税務署側は分かりません。あとは推測におまかせします。

デメリットは、ハンコの押し漏れ、添付書類の漏れなどがあると再度書類のやりとりが発生する可能性があるということです。
 

4. 郵送で提出する

自宅で作成した確定申告書を郵送で税務署へ送る方法です。
提出用と控え、控えの返信用封筒(切手を貼ったもの)を同封して送ります。

国税庁HPの確定申告コーナーで作成すれば、管轄税務署の宛名ラベルもプリントアウトされますので、それを切り取り封筒に貼り付けることもできます。

確定申告は「信書」にあたるため、郵便物や信書便物という扱いで送る必要があります。通常の封筒に切手を貼って送れば大丈夫です。
医療費控除などで添付書類が多い場合はレターパックなどを使うといいかもしれませんね。

メリットは税務署へ行く手間がかからないということです。
近くのポストへ投函するだけでいいのです。
あと、24時間営業や24時まで窓口が開いている郵便局であれば、
申告期限の24時までに窓口で郵送の受付すれば提出に間に合うことになります。
郵便物や信書便物の場合、通信日付、発信した日を提出日とみなされますので。

デメリットは税務署への投函と同じくハンコの押し漏れ、添付書類の漏れなどがあると再度書類のやりとりが発生する可能性があるということです。
 

5. e-Tax(電子申告)、つまりインターネットで提出する

国税庁のHPで作成した確定申告データをe-Tax(電子申告)ソフトを使った送信する方法です。

ただし、e-Taxを行うためには、住基カード(電子証明書)やそのカードを読み取るカードリーダーを購入したり、パソコンでのカードリーダーや各種ソフトのインストールなどが必要です。

メリットは次のとおりです。
・提出や控え用といった申告書の印刷がいらない
・添付書類を送らなくていい
・期限内であれば何度でも送信できる
(だから、いいよね、という声も聞きます)
・慣れれば提出作業に時間がかからない

一方デメリットは
・カードリーダーや住基カードの手配に4,000円ほどかかる
・パソコンでの設定がややこしい
といったところです。
 

どの提出方法がおすすめ?

では、どの提出方法がおすすめかというと、
実はこれ!というものはありません。

各提出方法のメリットやデメリットを理解し、自分にとって最適な提出方法を選択して頂ければいいのです。

大事なことはこれだけの提出方法を知っておくということです。

お住まいの地域や確定申告書が作成できたタイミングに応じて提出方法をうまく使い分けてください。
 
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【編集後記】

昨日は仕事で大阪へ。
地下鉄の長堀鶴見緑地線で気付いたのですが、
電車とホームとのすき間が小さい!のです。

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HPで確認するとすき間は20mmで、
車いすの方でもスムーズに乗降できるよう
ホーム床面もかさ上げされています。

これだと人が挟まれることも少なくなり安心ですね。
スマホがホーム下に落ちる可能性も減りますよね(^ ^)

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