「経費の節約」とはただ削ることではない。振り分ける視点。

再配分することです。

20180116

経費の節約を考えるとき

今年度の利益状況もはっきりしてきて、
次年度の計画を作りはじめる。

こんな時に経費の節約を考える
機会が生まれます。

今年度は思ったような利益を
確保できなかった。

だから、支払いをしているけど
思ったような効果が出ていない。

計画を作ることで、
そんな経費を見直すチャンスが
生まれるんです。

今年と来年を比べて、
確実に削減できる経費があれば、
確実に利益につながりますよね。

取り組むだけで利益○%アップにつながる。

取り組まないともったいないです。

「経費の節約」とはただ削ることではない

「経費の節約」
と聞くとどんなイメージを持つでしょうか。

とにかく支払う経費の金額を
減らすこと。

一律5%削減といった目標を
もとに経費を削減する、
なんてこともあるかもしれません。

けれど、

ただ削ること

に集中してはいけません。

金額だけを見てただ削るかどうか
を判断するのではなく、
その経費の効果を考えること。

例えば、
従業員さんに支払う給与も
経費の1つと言えば1つです。

従業員さんへの給料は
簡単に減らすわけには
いきませんよね。

減らせばモチベーションも下がり、
人件費は減ったけど、
それ以上に売上が減った。

なんてことになりかねません。

もちろん、経営者である自分への
給料も同じです。

経営の正当な対価である
給料をしっかりもらった上で
利益も出せるようにしたいものです。

つまり、

経費を削る前に、その経費の効果を考えること

が欠かせないということ。

効果がない経費は削ったとしても、
効果が出ている経費もあるはずです。

効果が出ている経費であれば、
むしろ更に増やす、という選択肢を
取りたいところです。

不要なところを削って、
必要なところに振り分けること
が節約といえます。

何度もシミュレーションして確認する

不要な経費をを削って、
必要な経費に振り分ける。

そう考えると、

効果のない広告宣伝費の支払いを止めて
従業員さんが新たな売上を上げたときに
インセンティブとして報酬を支払う。

なんてアイデアも生まれます。

ただ、これを実行するためには、
計画を作ることが欠かせません。

どの経費をどれだけ削って、
他の経費にどれだけ振り分けできるか、
も利益のシミュレーションをしながら
でないと意味がありませんよね。

「経費の節約」

のためににも計画作りに
取り組んでみては
いかがでしょうか。

【編集後記】

最近、貸し会議室の利用が
増えていますが、
どこもプロジェクターの
貸し出しが無料だったりして
助かりますね。

カフェで打ち合わせをするより
貸し会議室でプロジェクターも使い、
PCを活用しながら打ち合わせすると
会議のスピード感が変わります。

貸し会議室の利用で
経費は多少増えますが、
それ以上の効果は期待できそうです(^^)

【昨日の1日1新】
・初めて利用する貸会議室

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