数字を根拠にしながらも一歩を踏み出す後押しができるように

マイナスの数字だけを見ていても変わりません。

20200827

数字だけを見てると・・・

お客様との打ち合わせでは
当然、現状の業績の数字も
ご確認頂くことになります。

対面型、接触型のビジネスを
されている場合であれば、
一時期に比べ売上はやや回復基調
となってきているものの、
昨年などと比べると
大きく落ち込んでいるケースが
ほとんどです。

しかも、来月、再来月になれば
回復するだろう、
という見込みもありません。

このような状況の中で
お客様と一緒に現実の数字だけを
眺めていても
辛い思いが増すばかり
になってしまいますよね。

数字を根拠にしながらも一歩を踏み出す後押しができるように

大幅に落ち込んだ数字を見ながら

「困りましたね~」

と言っていても
業績が良くなるわけでもなく、
気分も落ち込むばかりです。

こんなときだからこそできることは
税理士や経営の数字に関わる立場
としてできることが

数字を根拠にしながらも一歩を踏み出す後押しができるようにすること

です。

まずは、借入金や各種給付金や補助金を
活用することで
手元のお金を一時的に増やすこと。

それによって、
現状の経費の発生状況から
売上が回復しない状況であっても
何ヶ月事業を継続できるかを
一緒に確認すること。

今の状況が続いたとしても
まだ半年は廃業しなくて済むなど、
どれだけの時間の余裕があるかが分かれば
どんな対策を打つか、具体的な行動も
考えやすくなります。

さらに、
売上をどう回復していくか、を
客数や契約数、客単価などをどう変えていくか、
を考えていきます。

例えば、
1ヵ月の客数をあと100人増やせば、
売上がどれぐらい変わるか、
も分かりますよね。

じゃあ、お客さんの数を1ヵ月で100人、
1日あたり3人から4人増やすために
何に取り組むかを考えましょう。

という話しもできるようになります。

数字を確認していただくこと

が目的ではなく

数字を見て、次にどんな行動を取るかを決めて頂くこと

が打ち合わせの目的なんです。

踏み出す方向を決めることと実際に踏み出すこと

大幅な売上減少を受けて
経営者自身が次に何をするべきか
が定まらず身動きが取れなく
なっていることは
ないでしょうか。

現実の数字を見ながら、
まずはどの数字を目指すのか。

そのためには
どんな方向に踏み出せばいいのかを考えて
実際に一歩を踏み出すこと。

じっとこれまでどおりの
ビジネスをただ続けていても
業績が悪くなることはあっても
業績が良くなることは
考えにくいのではないでしょうか。

【編集後記】

お客様との打ち合わせを終えたときに。

「○○に取り組みます!」

と一歩を踏み出す決意を
伝えていただけると嬉しいですね。

時には事業を閉じる判断も必要だと
思いますが、
可能性があるときには
その可能性を見失わないように
したいですね。

【昨日の1日1新】

・焼き甘エビ

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