法人税を納めているだけで・・・国税庁の調査結果から分かること。

こんな考え方もありますよ。

20160331

国税庁より公表される資料から分かること

先日、国税庁のHPに平成26年度分
の会社標本調査結果が掲載されました。

「会社標本調査」とは、
税務署に提出された
法人税の申告書や
決算書の数字をもとに
日本の会社の実態について
調査されたものです。


この調査結果をみると、
資本金別、業種別の
日本の会社数の分布や
法人税を納めている
会社数などが分かります。


で、注目するところは
欠損法人割合です。


欠損法人とは
法人税の納税額が0円
となった会社のことです。


今年度赤字だった、
今年度利益が出ていても
前年度以前の赤字の方が
大きかった場合、
法人税は0円になります。


その欠損法人がどのくらい
あるのかという
法人欠損割合、
平成26年度は66.4%もあるのです。


66.4%もの会社は法人税を納めていない
ということです。


平成21年、22年度には
72.8%にまで増えていたので
それに比べ減ったとは
まだまだ多いですよね。

つまり、法人税を納めているだけで・・・

日本の会社のうち66.4%が
法人税を納めていない。


裏を返すと
法人税を納めている会社というのは
日本の会社の上位33.6%

中に入るということです!


上位33.6%、
微妙と言えば、微妙ですが、
物は言い様です。


「税金を納めること」
はどうしても
マイナスイメージに
捉えがちです。


ですが、
「税金を納めている」
からこそ
他の会社よりも
成果を残している
とも
言えますよね。

納税できる業績を目指す

いろんな意見はありますが、
やはり利益を出して納税が
できるような業績を
目指すべきだと考えています。


利益があるから
従業員に還元することも
新たな投資をすることも
できます。


利益を出す

納税する
(必要な節税はキチンとする)

お金が残る

新たな投資や人件費の
予算を確保する


こんな流れに
にしていきたいですね。

【編集後記】

本日は終日事務所にこもって
誰にも会わないようにしています(^^;


【昨日の1日1新】

・ミルクジャム


【昨日の1日1捨】
・PCの不要ソフトのアンインストール
 ※PCのSSDの空き容量が減って来たので、
  連日減らしています。

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