「見られてる」という意識で差が生まれる。

どんな環境にするか、ですね。

20190523

「見られている」環境

いろんな人やいろんなところから
「見られている」環境があるからこそ
今の状況もあるかな、
と感じています。

税理士自身の事業の決算書や申告書、
税理士が経営している会社の
決算書や申告書。

自分で作っていますが、
他人にも見られているんです。

たとえば、
決算が終わると
金融機関の担当の方に
決算書や申告書の控えを
お渡ししています。

当然、担当の方からも
なんらかの反応があります。

お客さまの経営に関わり、
数字を扱っている人や会社の
決算書が???で
大丈夫かなという内容だと
困りますよね。

だから、
私自身の事業の決算や
自分の会社の決算では
しっかり結果を出さないという
思いが生まれます。

しっかり結果を出すためには
決算直前で焦って意味がありませんし、
いい意味での日々のプレッシャーが
生まれるんです。

「見られている」という意識の違い

立場上、いろいろな会社やお店の
数字を見させて頂くことがあります。

毎年、売上、利益をアップさせて
お金も残しながら順調に経営を
されているところもあれば、
なかな売上や利益を増やせず、
お金が残らないという経営
になっているケースもあります。

だから、
なぜ、こんな差が生まれるのかなと
考えてみたんですけど、

「見られている」という意識の違い

があるんじゃないでしょうか。

会社やお店の経営の数字について
「見られている」意識が高い
経営者の方であれば、

・金融機関に提出する決算書でいい結果を出して、新規事業時に有利な条件で融資を受けよう

・税理士との毎月の打ち合わせで業績の評価をしてもらおう

・社員にも数字を公開して、自分だけが利益を得るようなことはやめよう

といった発想になるものです。

お金を使う際に判断も
よりシビアになるでしょうし、
経営者自身のなんとかしよう
という姿勢が数字にも表れます。

一方で、
会社やお店の経営の数字について
「見られている」意識が低いと
どうでしょうか。

・金融機関に提出する決算書や申告書は、「出して」と言われたから出す書類にすぎない

・会社の数字に関して、税理士などの第三者から定期的に評価を求めるようなことはしない

・社員とも数字を共有しないので、社員さん自身も自分の頑張りがどう会社やお店に貢献しているか分からない

こんなことになっていないでしょうか。

会社やお店の経営の数字は
どうなるでしょうか。

「見られている」意識の高さの違いが
行動の違いを生みます。

行動の違いは結果につながりますよね。

「見られている」環境を作る

「見られている」環境を作れば
自然と行動も変わります。

私が税務顧問だったり
経営のサポートという形で
契約させて頂くときには
毎月か2ヶ月に1回の頻度で
打ち合わせをする、
という契約にさせて頂いています。

お客さまにとって
経営の数字について
「見られている」意識を高める
環境を作るわけです。

定期的に数字を確認して頂いて
目標と比べて現状がどうか把握して頂き、
次のアクションを決定する。

「見られている」意識が高まり、
行動が変われば結果も変わるわけです。

しかも、
サービスを提供するこちらも
毎月、あるいは2ヶ月に1回、
「見られている」環境になります。

「見られている」頻度が
多いからこそ、
前回より役に立てるように、
喜んでもらえるように、
といった意識も働きます。

時間の経過とともに
サービス、質が上がったと
思ってもらえるようにも
頑張ります。

【編集後記】

わが家の家計も
家計簿アプリを使って
妻と私で情報を共有しています。

お金の残高が増えているのか
減っているのか、
カードの明細も分かるので
どこでカードを使っているか、
などなど、
「見られている」環境が
無駄遣いを減らしてくれますね(^^;

【昨日の1日1新】

・なし

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