実績数字の確認は大切だけど、数字の構造の理解も大切。

利益が生まれる構造を確認しましょう。

 20211027

過去の数字よりこれからの数字

お客様との打ち合わせでは
直近の実績数字を一緒に
確認するのですが、
その確認にはそれほど時間を
かけるわけでもありません。

むしろ
その数字に関連して
最近起きていることや
その起きていることの原因や
これからの対応について
話しをする時間の方が長いです。

また、
実績の数字には影響がない
これからの予定している取り組みついて

数字に落とし込んで確認すること

でこのまま進めていいのかどうか、
軌道修正は必要ないか、
を考えて頂く機会を作ること
ができます。

過去の数字は変えることができないので
これからどんな数字を目指していくか
を大切にしていきたいものです。

実績数字の確認は大切だけど、数字の構造の理解も大切

目標どおりの数字を残せているのか
過去の実績の数字を確認すること、
はもちろん必要です。

ただ、経営者の方には、
実績数字の確認をして頂くとともに
行って頂きたいことがあります。

それは、

数字の構造の理解

です。

例えば、
数字の原価率、粗利歴率とともに、
原価や経費を変動費と固定費に分解して
計算した限界利益率について
自社の数字を把握できているか。

売上アップを実現したときに
どれだけの利益アップを
実現できるか、
を把握しておかないと
新たな売上目標も立てること
はできませんよね。

他には、

どれだけの利益があれば、
借入金の返済に困ることなく
将来に向けた設備投資や
現預金を貯めていくことができるか
の利益目標。

利益目標が定っていないと
どこまでも売上を増やしていこう
という発想になりかねませんし、
本当に必要な経費や設備投資
を止めてしまう、
とことになりかねません。

全社だけでなく
商品やサービス別、部門別の
数字の構造を理解することで
それぞれで何をしていく
必要があるかのかも
分かるようになります。

実績よりもこうした
数字の構造を理解しておくことで
必要なところに必要な手を
打つことができようになります。

数字の構造を誰が伝えるか

数字だけが並んだ
決算書や残高試算表を
眺めていても
数字の構造を理解すること
は難しいものです。

決算書や残高試算表を見ても
なかなかイメージができない、
という方は

ビジュアルで数字の構造が分かる資料を作成する、誰かに作成をお願いする

数字の構造について教えて貰える人から学ぶ

といったことに
取り組んでみては
いかがでしょうか。

構造の理解ができるようになると
数字を見ることが楽しくなる
こともありますよ。

【編集後記】

昨日の夕方は
とあるオンラインミーティング
に参加させて頂きました。

来年以降、取り組みたいことについて
様々なヒントを頂きました(^^)

【昨日の1日1新】
・とくになし

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