売上より粗利。
とにかく数を増やして売上を増やす
理想の状態を実現するために
利益を増やしていきましょう。
そんな話をすると
こんな回答が返ってくることが
あります。
「とにかく仕事を受注していけばいい」
「1件でも多く販売して売上を増やそう」
企業の業績を良くするために
とにかく売上を増やせばなんとかなる、
売上を増やすためには
販売する数を増やす、
お客さんを増やす、
そう考える経営者の方も少なく
ありません。
モノやサービスを販売する
数を増やして売上を増やせば
業績も良くなる。
でも、
今のまま
販売する数を増やして
売上を増やそうとすると
どこかで無理が出ますよね。
人が動いてサービスを提供する
仕事であれば
数が増えば、増える程、
時間がなくなります。
モノを販売する仕事であれば、
販売する数を増やす前にも
モノを作る量を増やすために
お金が必要になります。
受注生産のような仕組みだったり、
人が動かないサービスであれば
であればまた別ですが、
数を増やして売上を増やそうと
すると無理が生じますよね。
粗利益を稼ぐ仕組みを作る
数を増やして売上を増やす
という発想よりも
粗利を稼ぐ仕組みを作る
と考えてみるとどうでしょうか。
西順一郎先生のSTRAC表を元に作られた
和仁達也先生の「お金のブロックパズル」
を活用して数字だけでなく
イメージで確認してみましょう。
売上だけに注目するのか
粗利(粗利益)に注目するのか
売上を増やすことを考えると
いかに売るか、売る数を増やすか
ということに注目してしまいがちです。
そうではなくて
粗利益額を増やす仕組み
を考えるわけです。
粗利益額を増やすとなれば、
売上を増やすことはもちろん
変動費の掛からない売上の割合を増やす、
変動費を削減する、
と手段も増えますよね。
やらないことを見極める
数を増やして売上を増やす
から脱却して
粗利益額を増やす仕組みを作る
と考えるためには
やらないことを見極める
必要があります。
粗利益率、粗利益額ともに低い
サービスや商品があれば
その販売を止めてみる。
粗利益率、粗利益額ともに低い
得意先があるのであれば、
価格の交渉をしたり、
取引を止めるという手段も
あるかもしれません。
粗利益を稼ぐ仕組みを作る、
と考えれば、
拡大することだけでなく、
何かを止めるという選択肢も
あるわけです。
そもそも
選択肢があるのかどうかを
把握するためにも、
商品やサービス、あるいは
得意先ごとに
粗利益を稼げているかを
確認しないといけません。
ここで、
部門別、商品・サービス別の
粗利益を把握仕組みが
活きてきますよね。
全社での粗利益しか把握できない
状況だと判断できませんよね。
【編集後記】
昨日はGoogleのGSuiteの設定を
行いました。
途中つまずくところがありましたが
なんとか設定を完了。
この夏はいろいろ環境を変えていくので
仕事のやり方がどう変わるか楽しみです(^^)
【昨日の1日1新】
・GSuite設定
・FLAVORチョコレートシフォンケーキ