備えるだけではない選択肢。
なんとかお金が残るように
これまでの売上が確保することが
難しくなった。
まとまった借入したので
これから毎月の返済額が増える。
助成金や協力金の支給を
受けてきたけれど
これからは期待しない方がいい。
そんな状況になると
事業を続ける上で必要なお金を
残すことの優先度が上がります。
なんとかお金が残るように、
できることはないかを考えますよね。
お金を残すだけではなく実現したいことを大切にする価値観
厳しい状況を乗り切るためには
事業のお金がなくならないようにすること
を最優先するに必要があります。
ただ、今、事業を続けるための
お金に目処がつくのであれば、
お金を残すだけではない価値観
大切にしておきたいものです。
将来の万が一に備えて
お金を残すことはもちろん必要ですが、
それを優先するが故に
今、取り組みたいこと、
今、実現したいこと
を制限してしまうことがないように。
数字を見ている
税理士の立場からすると、
経営者がよりお金を残す選択をすること
に安心感を抱くことは確かです。
売上を増やして、経費を減らして
利益を増やしてお金を増やす選択。
借入金をすることで
手元の資金をより厚くする選択。
ただ、
よりお金を残す選択をすることによって
事業をする上で実現したかったこと
を先延ばししたり、
チャンスを逃してしまう、
なんてこともありますよね。
今だからできること、
だってあるはずです。
よりお金を残して経営の安全性を
高める選択肢はもちろん大切ですが、
同時にお金を残すだけではない
今だからこそできることに取り組み
チャンスを逃さないようにする
価値観も大切にしておきたいものです。
事業の目的が明らかになっているか
そもそもこの事業を始めた
目的はなんだったでしょうか。
より多くのお金を残すこと、
は事業の目的でしょうか。
そうではない、
実現したい目的があれば、
多くのお金を残すこと
よりも優先することが
ありますね。
事業の目的が明らかになっていない、
言葉として人に伝えることができない
のであれば
まずは事業の目的を明らかにする
ことから始めたいですね。
【編集後記】
週明けの10日の
源泉所得税や住民税の期限や
給与の支給日の前に
連休が来ると
少しすることが集中しますね(^^;
【昨日の1日1新】
・とくになし