決めるだけでなく、断つことも必要。

決めるだけになっていませんか。

20181003

事業承継で必要なこと

先日、事業承継のWebセミナーを
受けていたんですけど、
その中で講師の方が
おっしゃっていたことに
とても納得しました。

「企業の事業承継をする際に必要なことは決断することなんです」

次の代表者を誰にするか、
いつ、どうやって、引き継ぐのか。

これから退こうとする経営者が
決めないといけませんよね。

まさしく決断です。

さらに、講師の方はこうおっしゃっていました。

「決めるだけじゃダメなんです。」

えっ、どういうこと。

ってなりますよね。

決めるだけでなく、断つことも必要。

講師の方が言いたかったことは

「事業承継にあたって後継者を決めたのであれば、他の後継者候補を断つことが欠かせない」

ということだったのです。

ある会社の経営者に
2人の息子がいた場合。

しかも、
その2人の息子の
会社経営に対するスタンスが
バラバラだった場合。

事業を承継するにあたって、
長男を社長、次男を副社長にして、
会社の所有権である株式も
それぞれに引き継いだとしましょう。

会社経営に対するスタンスが
バラバラの兄弟がそれぞれ
会社内での地位と会社の所有権を
持っているわけです。

それぞれがそれぞれの考えで
会社を動かそうとしても
うまくはいきませんよね。

だから、もし長男を後継者と
「決めた」のであれば、

次男が会社経営に入ってこないよう
「断つ」ことが欠かせない、
とのいうことでした。

「断つ」といっても家族としての
関係を断つわけでなく、
あくまで会社経営に関わらないように
するわけです。

次男には
会社に関する土地建物、株式など
引き継がせず、それ以外の財産を
引き継いでもらうんです。

「決めるだけでなく、断つことも必要」

とても納得しました。

断たないと新しいことも生まれない

事業をするにあたって、
新しい取り組み、新しい事業、新しい拠点、
を増やそうとすることって
よくありますよね。

新しいことには
誰しもワクワクするものです。

でも、
新しいことを増やしすぎると
どうでしょうか。

限られた時間の中なので
できることにも限界があります。

新しいことをする代わりに
何か断つものがないか。

何かを断たないと
新しいことも生まれませんよね。

【編集後記】

来年4月から長男はいよいよ
小学生になるんですが、
就学前検診というものが
あるんですね。

昨日、初めて分かって
慌てて該当日の予定を
空けるように調整しました(^^;

【昨日の1日1新】

・小学校の入学前手続きについて調べる

・鶴屋吉信 つばらつばら

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