人によって定義が異なる言葉で評価しない。

言葉の扱いは大切に。

20210309

儲かる、成功する

「儲かる会社にする」

「事業を成功させた」

どちらの言葉も誰が聞いても
プラスの意味に捉えますよね。

でも、

具体的にどのような状態を表すか

と言われるとどうでしょうか。

儲かっているかどうかは
売上の金額で測るのか、
利益の金額で図るのか。

利益の金額だったとしたら
利益がいくらだったら
儲かっている、と言えるのか。

売上総利益(粗利)で見るのか
営業利益で見るのか、
経常利益でみるのか。

人によって考え方は
全く変わりますよね。

成功したかどうか、
だって同じです。

「あの人は成功している」

周りの人から見れば成功している、
と思われている人であっても
当の本人からすれば
まだまだ成功とは言えない、
と考えているかもしれませんよね。

人によって定義が異なる言葉で評価しない

儲かる、成功する、
といった言葉は
その定義が人によって変わりますよね。

100万円の利益で儲かった、
と考える人もいれば、
1,000万円の利益を残して初めて儲かった、
1億円の利益を残して初めて儲かった、
と考える人もいるわけです。

同じ「儲かる」という言葉でも
人によってどの基準で儲かるか
は変わりますし、
そもそも何を持って「儲かる」
と言えるのかも異なりますよね。

だからこそ

人によって定義が異なる言葉で評価しない

ほうがいいと考えています。

儲かりましたね!

成功しましたね!

頑張りましたね!

他人の行動や結果に対して
人によって定義が異なる言葉で
評価してしまうと、

定義が異なるがゆえの感情のギャップ

が生まれてしまいます。

結果が出る前の過程を
充分に理解した上での
言葉であればいいのですが。

そうでなければ
人によって定義が異なる言葉
を使うときには
注意しないといけませんよね。

定義を揃える、確認する

同じ言葉を使うとしても
その言葉の定義を相手と揃えること
ができていれば問題ありませんよね。

けれど
1つ1つの言葉の定義が
相手と揃っていることは
まずありません。

定義が人によって異なる言葉
が出てくるのであれば、
まずは相手の言葉の定義を確認すること
からはじめたいですね。

【編集後記】

ペーパーレスとは逆行するものの
昨日、事務所に新しい書類の保管庫が
届きました。

ぎりぎりよりゆとりがある方がいいかと。

とはいえ、
スペースがあればあったで
いずれ埋めてしまう、
なんて法則もあるので
逆に保管庫がスカスカの状態
になるよう目指していきます汗

【昨日の1日1新】
・新しい事務所の保管庫

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