主語が大きな言葉には気を付ける。あいまいな伝わり方にならないように。

腑に落ちる主語になっていますか

20220711

憲法改正という論点

今回の選挙の論点の1つに

憲法改正に賛成か反対か

というものがありました。

賛成か反対か、どんな意見を持つか、
はとても難しい問題です。

憲法改正に反対

という意見であれば
現行の憲法を一切変えない
ということになるので
何をしないかがハッキリしています。

一方で

憲法改正に賛成

という意見であればどうでしょうか。

自民党から出ている「改正草案」
に賛成するという方もいると思います。

ただ、
憲法の中にはいくつもの条文があります。

第2章「戦争の放棄」にある第9条、
第10章「最高法規」にある
第97条の基本的人権に関わる条文、
その他にもさまざまな条文がある中で
どの部分の改正なのかによって
賛成か反対かも分かれますよね。

主語が大きな言葉には気を付ける。あいまいな伝わり方にならないように。

憲法を改正するかどうか、
この時の主語が「憲法」となると
主語が大きすぎるが故に
あいまいな伝わり方になって
人によって認識が大きく異なる
可能性もあるわけです。

もう少し主語が
小さくなればどうでしょうか。

憲法改正草案に反対か賛成か

憲法第9条の改正に反対か賛成か

これだと
何に賛成しているのか、
反対しているのかが
より明確になりますよね、

これは何も憲法改正に限った話
ではありません。

日常使っている言葉の主語が
大きすぎることで
あいまいな伝わり方になっていないか
気をつけないといけない
ということです。

例えば、

「税理士は○○だ!」

といっても税理士の登録者数は
7万9千人を超えています。

7万9千人を「○○だ」という
1つの属性で括ることには
無理があることは明らかですよね。

主語が大きな言葉に
なっているのであれば
その言葉を小さくできないか
考えてみましょう。

小さくすればするほど
その言葉を伝える相手への
伝わり方が変わりますよね。

主語が大きな言葉が聞こえてきたら

大きな言葉が主語に使うことに
に気をつけることはもちろん、
主語が大きな言葉が聞こえてきたら
よく確認しなければいけません。

その主語はどこを指しているのか、
あえて大きな主語のままで
語られていることはないか。

大きな主語の話しには
複数の意味があるかもしれないこと
を踏まえて確認しないと
いけませんね。

【編集後記】

昨日は雨模様の天気のため
予定を変更して家族で
スポッチャへ行ってきました。

息子達ができることも
増えてきたので
数年前に訪れたときより
楽しめましたね^^

【昨日の1日1新】
・スポッチャで卓球

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