どんな役割を担うかを相手任せにしない。できることとできないこと。

相手任せになっていることはないですか。

20220425

税理士に求めること

税理士と顧問契約をされる方にとっては
それぞれ税理士に求めることが
あるはずです。

会計データのチェック、決算、
税務署への申告書や届出書に提出
といったところが一般的なところ
だと思います。

ただ、それ以上に求める範囲が
広いケースも少なくありません。

領収書や請求書から会計ソフトに
取引きを登録して会計データを作成するところ
からお願いしたい。

定期的なミーティングの際に
経営をする上での第三者的な意見が欲しい。

社内の経理業務をより効率化できるよう
仕組みを改善して欲しい。

補助金や給付金の情報提供に留まらず
その手続きも行って欲しい。

社員とのミーティング参加、
社員との個別面談、
社員への教育も担って欲しい。

事業だけでなく
個人の資産運用についても相談したい。

期待したいこととして
伺ったことのあることを挙げていく
ときりがありませんね。

どんな役割を担うかを相手任せにしない

税理士にどんな役割を求めるか、
お客様によって求めることは
同じではないので、
最初の契約のとき、
契約を見直すときに
求められる役割を確認します。

その役割に応じて
契約内容も変わりますし、
お客様と税理士が双方で確認した
役割とその役割に基づく業務内容
に従って契約を行い、業務を行います。

打ち合わせのタイミングは
毎月なのか隔月なのか、半年に1回なのか
明らかになっていれば、
税理士側もその契約に従って
打ち合わせのタイミングを設けます。

お客様側からも
「税理士がなかなか来てくれない」
という不満を持つことも
なくなりますよね。

もし、
税理士がお客様と打ち合わせするタイミング
が決まっていないと
どうなるでしょうか。

お客様からすれば
定期的に打ち合わせができるもの
と思っているかもしれませんし、
定期的ではなくても
相談したいことがあれば
いつでも打ち合わせができる
と考えるかもしれません。

けれど、
税理士側とすれば
定期的に打ち合わせすることを
考えていなかったり、
急な依頼があったとしても
打ち合わせの日程確保が難しかったりすると
ミスマッチが起こります。

どんな役割を担うかを
自ら明らかにせず相手任せにしてしまうと
こうしたミスマッチにつながり
互いの信頼関係を損ないかねません。

こうした自体を防ぐためにも

どんな役割を担うかを相手任せにしないこと

が欠かせません。

何を期待されているかを確認した上で、
どんな役割を担うのかを伝えて
お互いの役割分担を共有すれば
ミスマッチを防ぐことができますよね。

できることとできないこと

お互いどんな役割を担うかを
相手任せにしないために
必要になることは

できることとできないことを明らかにすること

です。

できないことを伝えることに抵抗がある人
もいるかもしれませんが、
伝えないことで生じる弊害の方が
大きいのではないでしょうか。

もちろん、経験がないことでも
必ずやり遂げるという意気込みで
「できること」
として取り組むことがあってもいいと
考えています。

できないことを伝えるよりもよりも

「やらないこと」を明らかにして正直に伝えること

が欠かせませんね。

【編集後記】

昨日はある買い物の手続きを行いました。

タブレットを活用した手続きで
お店側もまだ始めたばかりだったそうで
不慣れなところがあるとのことでしたが、
最後のタブレットのサインや別の手続きまで
手書きをする場面がなかったので快適でした。

自分自身が行うサービスでも参考になりますね^^

【昨日の1日1新】

・初めての仕組みでのとある購入手続き

【お知らせ】
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