緊急じゃないけど重要なことに気付いてもらえるように

遠くを見ることも欠かせません

20211016

税理士業務における緊急なこと

お客様の税務顧問の仕事の中で
緊急なことと言えば、

期限のある税務署への申告や届出書などの作成や提出

であり、

それに伴う納税の手続き

です。

期限が近付いていれば
もちろん緊急なことになりますよね。

まだまだ期限が近付いていなくても
取り組まないといけないこと
が決まっている時点で
緊急なことといえます。

緊急なことと
お客様も認識されていると
必要な手続きや資料の準備も
進めていただけやすくなりますし、
判断が必要な場合には
判断もしていただけます。

緊急じゃないけど重要なことに気付いてもらえるように

一方、税理士が関わる仕事の中でも

緊急じゃないこと

もあります。

会社や事業をだれに引き継ぐか、
事業承継の方針を決めて
その準備を始めること。

5年後10年後の事業の将来ビジョンを考えて、
そのビジョンを達成するための
行動計画や数値計画を作成すること。

相続税のシミュレーションをして
具体的な相続対策の必要性を確認し
対策が必要なときには
その準備を始めること。

効率的ではなく手間が掛かっている
経理業務の流れを見直して改善すること。

これらのことは
今日、明日までに行わないといけない
緊急性はありませんし、
1ヶ月後、1年後までに行っていなくても
何の影響もないかもしれません。

けれど、
予期していなかった事情で
事業を承継しないといけなくなった
相続が発生した、
ということは起こりうることです。

いざという時のために
緊急じゃないけど
対応しておけばよかった、
準備しておけばよかった
重要なこともあります。

緊急じゃないけど
重要なことに気付いて頂いて、
取り組める環境を用意すること。

私の中での税理士の仕事の1つ
だと考えています。

向き合える環境を用意する

緊急じゃないけど重要なこと

は緊急なことである
目の前で取り組まないといけないこと
を抱えていると
なかなか向き合うことができません。

そのためにもまずは
緊急じゃないけど重要なこと
に向き合える環境を用意すること
から始めたいものです。

そもそも
どういったことが
緊急じゃないけど重要なこと
に当てはまるのか。

緊急じゃないけど重要なこと
に向き合う時間をどう確保するのか。

例えば、
毎月、税理士との面談の時間の一部を
緊急じゃないけど重要なこと
を考える時間に充てる、
とうことも有効ではないでしょうか。

【編集後記】

昨日は午前と夜に
お客様とのオンラインミーティング
を行いました。

いずれも定期的なミーティング
とは別に時間を確保して
それぞれのテーマについて
打ち合わせをしました。

テーマを限定した打ち合わせだからこそ
より具体的な話ができました(^^)

【昨日の1日1新】

・ビスコ 素材の恵み 大豆ビスケット

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