決算では税金の少なさよりもお金を増せたことを実感できるように

事業の状態を確認してこれからを考える機会に

20210821

決算の振り返りで感じること

お客様の決算を終えると
決算の振り返りをする打ち合わせ
の準備を行います。

決算での利益や税金の金額
に関しては決算前から
シミュレーションを行って
お客様とも確認をしているので
振り返りをしても新たな
話しにはなりにくいです。

そのため
決算の振り返りで行うことは

1年間でお金の状況がどう変わったか

です。

預金残高そのものだけでなく
借入金の増減はどうか、
設備投資や在庫の増減、
売掛金の回収残高など、
お金の増減に関わること
を確認していきます。

加えて
繰越利益剰余金の数字で
これまで積み上げてきた利益も
含め事業の状態を
一緒に確認して頂きます。

決算で目指すのは税金の少なさよりもお金を増やせたかどうか

お客様の決算、申告業務を
行う立場として
適用できる制度を使って
正しい税金計算を行うこと
が求められます。

ただ、
その上、お金を使って
必要でない経費を支払ってまで
税金を少なくすることは
目指す必要がない、
と考えています。

当然経営者の立場からすれば
支払う税金が減るに越したこと
はありませんが、
そう考えるのも、

支払う税金が減ることで
事業で使えるお金が増えること

を期待するからですよね。

事業で使えるお金が増えることで
経営の安全性を高める
事業をさらに発展させるための
資金にできる。

決算で支払う税金を
当初の想定よりも少なく
できたとしても
それ以上に事業で使えるお金
を減らしてしまっていては
意味がありません。

決算を迎えるときに
税金の少なさを実感できることよりも
お金を増やせたことを
実感できるようにしたいものです。

計画を立てて数字を追いかけ続ける

1年のスタート時点で
決算までの計画や見通し
を立てておけば
あとは決算までその数字と
実績の数字を追い続けること。

必要に応じて計画や見通しも
軌道修正していけば
決算での利益や税金の金額も
事前におおよその金額も
把握できます。

決算では利益や税金の金額が
いくらになったかに着目するよりも
お金が増えせたのかどうかなど
理想の状態にどれだけ近付けたか
を振り返るタイミングにしたいですね。

【編集後記】

昨日は終日事務所にて決算業務など。

いろいろと予定変更が重なってきて
9月の上旬の予定が詰まってきました。。

今後も変更になることが
増えそうですが
柔軟に対応できるように
余裕を持っておきたいですね。

【昨日の1日1新】

・ピザーラ カレーモントレー

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