100円均一パン屋さんから学ぶこと。

経営面でのポイントを考えてみました。

20150909

京都市はパンの消費量全国1位

「京都の人は実はパンが大好き。」

最近テレビや新聞、雑誌などで
よく見聞きする内容です。


どこに根拠があるのかなぁと
調べてみるとありました。

総務省の家計調査です。

20150909_1

(出典)
2012~2014年平均の品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(総務省統計局)

2人以上いる世帯の統計です。

左側が1年間にパンを買った金額で
右側が1年間にパンを食べた量です。


確かに
パンを食べる量は京都が1位です。
購入金額でみると神戸が1位ですが。

食べる量、購入金額ともにこの2都市
が頭1つ抜けた感じですね。


京都と神戸のパンに対する想いが
他の都市より強いことがわかります。

100円均一のパン屋さんから学ぶもの

消費量が全国1位の京都だけあって
市内はパン屋の激戦地になっています。


そんな中、100円均一を売りにしている
パン屋さんも大人気です。

実際に100円均一のパン屋さんに
行ってみると経営の面から参考になる
気付きがありました。

100円均一パン屋さんのポイント

勝手ながら100円均一パン屋さんという
業態の経営のポイントを考えてみました。

1.  低価格により集客できる

100円均一という話題性だけでメディアに
取り上げてもらえる可能性が高い。

100円均一だけどおいしい!
ということでテレビや雑誌に紹介され
集客が見込めます。


お金の掛からない広告がいいですよね。
しかもテレビの影響力は大きいので。

2.  業務の効率化とお客さんの満足度

パンはすべて税抜き100円です。

店内で気付いたことは、
陳列されているパンごとの
商品紹介に金額表示がないのです。


全部100円なのであたりまえですが。。


価格が統一されているので、
もちろんレジも早い
です。

パンを乗せたトレイを出しただけで
〇〇円です、と。


レジが早いとお客さんを待たせる時間も
短くてすみます。

パン屋さんが混んでいる要因が
レジ待ちだったりすることも少なくありません。


レジ待ちの時間が少ないと
お客さんの満足度も上がり、
リピートして頂ける可能性も
高まります
よね。

3. 値上げを悩む必要がない

材料の価格が上がったり
もともと利益の低い商品だと
値上げできないかな、と悩みます。

けれどそういった心配がないのです。
むしろそうった心配ができない、
と言った方が正しいですね。


値上げを悩む時は
100円均一の業態をやめるか
どうかといった時だけです。

普段はそれぞのパンごとで
材料などの原価が一定以下に
抑えられているかだけを考えればいい

ですよね。


考え事が減るとストレスが減りますね。

4. 数量で稼ぐことができる

他のパンやさんに比べ安いので
買う側からするともう1個余分に
購入することもあります。


100円均一の格安パンとして
売り出したとしても
結果的に売上金額は他のパン屋さんと
変わらない可能性があります。

まとめ

日常の行動でも、
今までにやったことがないことをする、
普段とは違う選択をするだけで
新たな気付きや発見があります。


100円均一パン屋さんに行くだけで、
調べものをしたり、考えたり
と行動が広がるとは
思ってもみませんでした(^^;

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【昨日の1日1新】

・手作り洋食手塚 ハンバーグ

【編集後記】

今日の京都は台風直撃です。
どうなることやら。。
何事もないことを祈ります(^^)

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