最初に解決することを目指さず、整理することに徹する

整理ができてから次へ進みましょう

20220118_1

相談する立場から考えると・・・

何か課題を抱えていて
その分野の専門家だったり
第三者に人に相談する場があると

その課題を解決する方法を教えてもらうこと

を期待しますよね。

その分野の専門家だから
何でも知っていて経験も豊富だから
と考えるものです。

ただ、その課題自体については
詳しい専門家だったとしても、
その課題を抱えている人がどんな性格で
これまでどんな経験をしてきたか
はすぐに分かるものではありません。

企業が対象だったとしても
その企業がこれまで
どんな事象に対して
どんな対応をしてきたのか
もすぐに把握できるものは
ありません。

専門家から得られることは
あくまでその課題に対して
考えられる解決策の選択肢でしかない
と考えるぐらいが
ちょうどいいいのではないでしょうか。

解決することを目指さず、整理することに徹する

専門家の立場として
経営に関するご相談を受ける際も
顧問契約などの形でこれまでの期間に
どのような課題で
どのように解決されてきたか、
経営者ご自身がどのような考え方か
といったことも
少なからず理解しているからこそ
お答えできることもあります。

ただ、あくまで基本としていることは

解決することを目指さず、課題を整理することに徹する

ということです。

起きている課題について
現状を確認しながら
どうなれば理想の状態になるのか、
目指すべきゴールを確認します。

ゴールを仮に設定できれば、
そのゴールに向かうために
どんなルートが考えられるのか、
どんな手段が考えられるのか、
を考えることができます。

目指すべきゴールを確認しないまま
問題の解決策を考えようとしても
有効な策かどうかの判断が
できませんよね。

問題の解決ではなく、
問題を整理すること徹する。

問題の要因が複数あるのであれば、
1つの要因だけを確認するのではなく
考えられる要因を洗い出す。

その問題が起きることによる影響も
洗い出します。

どんなデメリットがあって、
数字や金額など定量的に確認
できるのであれば
定量的なリスクを確認する。

定性的なデメリットがあるのであれば
その内容も洗い出す。

課題の整理に徹することで、
その中からどんな解決が必要かという
ゴールが見えてくることもありますよ。

方向は間違っていないか

問題が起きたときに、
問題の整理をしないまま
特定の解決策に頼った場合、
その解決策の方向が間違っていた
ということにもつながりかねません。

問題が起きたときに
すぐに解決策を考えるのではなく

問題の整理ができているか

を確認することを
欠かさず行いたいものです。

【編集後記】

昨日は終日、事務所内での業務でした。

最近はそれぞれのお客様が新たな動き
されているので
頂くご質問やご相談も増えてきました。

前向きな話しでのご質問やご相談だと
こちらも嬉しいものです。

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