視点を変えてみましょう。
宣伝やPRに偏っていた時期
事業を立ち上げて間もない頃や、
目標としている売上を確保できていない状態では
どうやって売上を増やすか
を考えることになりますよね。
どうやって売上を増やすか、
を考える際に
思い浮かぶことが
自社の商品やサービスの宣伝やPR
ではないでしょうか。
自分の会社やお店、商品やサービスを
知ってもらうために何をするか
を考えることが多いと思います。
インターネット広告の予算を
いくらにするか、
DMを配布したり、
紙の媒体に広告を出したり。
他にも
ネット上でSNSやブログ、
動画などでの発信もありますよね。
私自身も開業してからしばらくは
考えがどうしても
宣伝やPRすることに偏っていた時期
がありました。
しかし、宣伝やPRすることばかりだと、
その発信を受ける側にとっては
疲れてしまい、
宣伝やPRを受け流してしまう、
なんてこともありますよね。
発信手段、まだまだありませんか。
自社の存在や
商品やサービスを
知って頂くための手段というと
宣伝やPRだけとは限りませんよね。
普段の仕事の取り組み自体も
発信手段の1つになります。
日常でお客様にお渡ししている
納品物についても
どんなモノをどのように
お渡しするかにこだわること
だって1つの発信です。
あるいはいつもは行っている
サービスに対しても
さらにあと1つ何かできることはないか、
を考えて実行すること。
自社の経営方針や理念、クレド
などを伝えることだってあります。
会社や事務所、店舗の移転を行う際の案内
だって発信手段の1つになりうるわけです。
「広告宣伝をしたいけど、お金を掛けることができない」
そういったお話しを伺うときには
「発信する手段ってまだまだありませんか?」
と確認させて頂きます。
ホームページやチラシを
新たに作るなどして
お金を掛けなくても
日常の業務の延長で
発信できる手段がないか
確認したいものです。
普段の取り組み自体が発信の1つ
普段の仕事の取り組み自体も
発信の手段の1つ。
そう考えると
問い合わせや相談、見積りの依頼
などがあった場合でも
どのように対応するか、
工夫をしようという思いも
高まるのではないでしょうか。
どんなスピード感で対応するのか、
相談にどう向き合って
どんな回答を出すのか、
見積りかを出すにしても
相手が何を期待しているか
をしっかり確認する、など。
普段の仕事の取り組み方
も見られていて発信の1つになる。
そう考えることが
仕事の質を高めることにも
つながるのではないでしょうか。
日頃の行動は常に見られている、
と意識して改めて気をつけます。
【編集後記】
コロナの影響を大きく受けている
事業者の方もいらっしゃいますが、
打ち合わせをすることで
今できることは何か、
を考えるきっかけが生まれて
気持ちを前に向けて頂けた。
そう感じることができると
こちらも大きく背中を押してもらえる、
そんな力を頂けますね。
【昨日の1日1新】
・とくになし