こだわればこだわるほどはっきりしますよね。
クレド(理念)の大切さ
先日、ある打ち合わせで
クレド(理念)がなぜ必要か、
その重要性について
お話しをさせて頂きました。
これからクレド(理念)の
策定を始めるにあたって、
経営者だけでなく、
経営の幹部の方々にも
その意味を理解してもらいたい。
そんなご依頼を受けて
説明させて頂きました。
「理念」といっても
人によって捉え方だったり、
その定義はバラバラですよね。
だからこそ
その大切さをお伝えしながらも
そもそもどういったものか、
これから具体的に何をしていくのか
についてご説明させて頂きました。
1つ1つのなぜにこだわる。なぜ、その仕事、その作業をしますか。
クレド(理念)がなぜ大切なのか。
これを追求していくと、
そもそも、
なぜ、その仕事をするのか
なぜ、その作業をするのか
を考えることに辿り付きます。
例えば、飲食店で働いている人が
お客様のテーブルに
ドリンクのコップを置く場面が
あったとします。
このコップの置き方も人によって
さまざまですよね。
できるだけお客様同士の話を
さえぎらないように、
タイミングを見計らって、
そーっとコップを置いてくれる
店員さんがいます。
一方で、
お客様同士で話が盛り上がっているのに
それを遮るかのように手を差し出して、
コップを「ドンッ」と音を立て置く、
ような店員さんもいるわけですよね。
どちらも
お客様にドリンクの入ったコップを出す、
という同じことを行っています。
でも、
なぜドリンクのコップを置くか、
という目的は異なりますよね。
そーっとコップを置いてくれる店員さんは
「ドリンクを出すこと」
だけが目的ではありません。
「いかにその場を楽しんで頂くか」
「またお店に来たいと思ってもらえるようにするか」
まで考えているからこそ
コップを出すタイミング、
その出し方まで工夫するわけですよね。
でも、
「頼まれたドリンクを出すこと」
しか考えていなければ、
コップの出し方も工夫しませんよね。
1つ1つのなぜにこだって
仕事、作業をする人と
そうでない人とでは
きっと大きな差が生まれますよね。
自分に向き合うことは難しいからこそ価値がある
そもそも何のために
仕事をするのか、
事業をするのか
ということはそこまで
深く考えていないケース
も多いですよね。
私自身もサラリーマンとして
働いているときには
評価してもらいたい、
仕事に見合った給料をもらって
思うような生活を送りたい、
という想いが頭の中を
占めていました。。
けれど、自分に向き合って
理念を考えているからこそ
何をやって、
何をやらないかが
はっきりしてきました。
やらないと決めることが
増えれば増えること
やると決めたことに
力を注ぐことができますよね。
なぜにこだわって、
なぜ、その事業をするか
なぜ、その仕事をするか、
自分に、自社に向き合って
考えることは難しいからこそ、
考える価値がありますね。
【編集後記】
昨日は午前中にお客様との
打ち合わせのあとは
事務所でのお仕事でした。
この一週間は毎日、打ち合わせが
続いていますが、いずれも
今後に向けた大切なお話しです。
お応えできることに
しっかり応えつつ、
自分自身の今後についても考えることが
できていい機会を頂いています(^^)
【昨日の1日1新】
・桜もちぜんざい