【確定申告点検シリーズ】今年か過去3年に赤字の時は要注意。「第四表」って付けました?

もう終わったよ、という方も今のうちに確認を。

216030312

いつもよく見るのは「第一表」と「第二表」

確定申告をする方なら
よく目にするのが
「第一表」「第二表」
というもの。


第一表はこちら

20160312_01

※国税庁HPより

第二表はこちら

20160312_02

※国税庁HPより


確定申告では必ず使う様式なので
「いつものこれね~」
という方も多いはずです。


確定申告では
「第一表」「第二表」は
もちろん大事なのですが、
要注意の書類に
「第四表」
というのもあります。

赤字の申告をするときは「第四表」に要注意です!

確定申告では赤字の申告を
するときがあります。

赤字を来年に繰り越すことができる

そもそも赤字というのは
事業や不動産事業などで
収入より経費が多くかかった、
あるモノを売ったけど
買った金額より安くでしか
売れなかった、
といった状態のこと。


こういった赤字の申告で
要件に該当する場合には
その赤字を来年に繰り越す
ことができるのです。


赤字を繰り越すメリットは
来年以降の申告で税金が
安くなる可能性があること。


そして、その赤字を繰り越す時
に必要な書類が「第四表」
というものなのです。

こういうときは「第四表」が必要です

じゃあ、実際にどんなときに
「第四表」が必要になるかです。


次のようなケースにあてはまる
場合は「第四表」を提出したか
確認しましょう。


「第四表」 のイメージ

20160312_03

20160312_04

※国税庁HPより

青色申告で事業所得や不動産所得などの赤字になったケース

青色申告で
個人事業や不動産事業を
始めた年などには、
収入より経費が多く
赤字になることが
あります。


この赤字は
給与など別の所得と
相殺できるのですが
それでもなお赤字が
上回る場合、来年に
繰り越すことができます。


このケースでは「第四表」が
必要になります。


白色申告だと一部の例外を
除いてのこの繰越しはできません。

マイホームを売却して赤字になったケース

マイホームを売却したときに
売った値段が買った値段
より低く赤字になった
ケースです。


買った値段の計算では
建物の価値の目減り分を
考慮するので単純な
比較ではありませんが。


このマイホームの売却で
発生した赤字も
マイホームの買換えをした、
住宅ローンが残っていた
場合などであれば
他の給与や事業の所得から
差し引くことができるのです。


それでも赤字が残るようなら
「第四表」を使って
来年に繰り越します。


マイホームの赤字については
こちらの記事も参考に。

上場株式を売って赤字になったケース

上場株式などを売却して赤字になった
場合、その赤字を繰り越す
申告をすれば、
来年以降3年間に渡り
繰り越すことができるのです。


赤字を繰り越すことで
来年以降に発生した
上場株式などを売却して発生した
黒字や配当から差し引けます。


すると上場株式の売却や
配当により発生した税金が
安くなるとう仕組みです。


この時にも「第四表」が
必要になります。


ちなみに
上場株式を売って出た赤字
を繰り越す申告は
後期高齢者医療保険の保険料や
医療費の負担が増えるケースが
あるのでよく確認してから
行ってください。

前年以前に「第四表」を提出したことないですか?

「第四表」が要注意である点は、
今年赤字が発生した場合だけでは
ありません。


前年以前に「第四表」を
使って確定申告をしている
ケースです。


せっかく「第四表」を使って
赤字の繰越しを申告したのに
今年の申告で、
その赤字を使っていない、
そんなケースありませんか?


前年以前からの赤字の繰越しを
今年使う場合
「第四表」が必要になります。


他にも今年は黒字がなかったから
来年に再度赤字を繰り越すときにも
「第四表」が必要になります。


例えば、
去年、上場株式売却の赤字を繰り越す
申告をした、
今年は上場株式の売却がなかったから
再度来年に赤字を繰り越す、
こんな場合でも「第四表」が
必要なのです。

まとめ

今年の申告で来年に
繰り越す赤字があった場合、
前年以前から繰り越した
赤字がある場合、
「第四表」が必要です。


もし「第四表」を使って
いないことにことに気付いた
今からでも申告書を
出し直しましょう。


申告の期限までなら
後から出した申告書が
有効なものとして
扱ってもらえます。


もし、提出した申告書で
既に所得税が還付された
という場合は
税務署に直接相談
してくださいね。

【編集後記】

この第四表も
国税庁の確定申告コーナーで
申告書を作成すると
自動で判定して作成して
くれます。
20160312_3


こういったミスを防ぐ
仕組みを利用できるのも
手書きにないメリットです。


市販のソフトの場合、
どこまで対応しているかが
分かりにくかったりすので、
国税庁の方が安心ですね。


【昨日の1日1新】

・米満老舗 みかん大福
・ラパパイヤベール フォーガーセット


【昨日の1日1捨】

・事務所デスクの中の不要書類
→少しずつ減らしていきます

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