生命保険の保険金受け取り時の
ポイントは誰が保険料を払ったかです。
良かれと思ったことであっても
誰かのために良かれと思って
やったことでも
実はその人のためになっていなかった。
そんなことありませんか。
「子供のころ父親に野球観戦に
連れて行ってもらったけど、
楽しくなかったです」
野球には興味がないという方から
こんな話をよく聞きます。
親は子供のために
良かれと思ってやったことででも
子供にとっては楽しくなかった。
ただ、父親が野球観戦に行きたかった
だけだったりします。。
自分も同じことをしそうなので、
要注意です。。
満期保険金を受け取る場面でも
家族のためにと思って
加入した保険でも
実は家族のためになっていなかった。
保険料を払う人と
満期保険金を受け取る人の
関係によって
思わぬ税金が発生することがあります。
満期保険金を受け取る時のパターンは次のとおり。
※満期保険金を一時金として
一度に受け取るケースです。
ちなみに被保険者というのは、
生命保険の対象者のことです。
死亡保険金のある生命保険であれば
「誰が亡くなったら」
の誰の部分です。
満期保険金を受け取る時には
被保険者は関係ありません。
満期保険金を受け取る場合に
重要なポイントは
保険料を払う人と
満期保険金を受け取る人
が同じかどうかです。
具体例で見てみましょう
保険料500万円を一度に支払い、
10年後に満期が来て
満期保険金として550万円を
一度に受け取るケースです。
保険料を払う人と満期保険金の受取人が同じ場合
この場合、
所得税の対象となり
一時所得という区分で計算をします。
一時所得となると次の計算式で求めた金額と
他のお給料や事業の利益などを
合算して税金の計算をすることになります。
今回の例では、
{(550万円 - 500万円)-50万円}×1/2
=0
となり、所得税は発生しません。
保険料を払う人と満期保険金の受取人が異なる場合
注意しないといけないのが
このパターンです。
夫が保険料を払ってきたのに
満期保険金を妻が受けると、
満期保険金を受け取った妻が
贈与税を払わないといけないのです。
気になる贈与税の計算は次のとおり。
(550万円 - 110万円)× 30% – 65万円
= 67万円
※ 30% - 65万円 の部分は
受け取る満期保険金の金額により
率や金額が異なります。
なんと
67万円もの贈与税を払わないといけません。。
まとめ
保険料を払った人と
満期保険金を受け取る人が異なる
だけで多額の税金が発生する
可能性があります。
今加入している保険は大丈夫ですか?
いま一度確認しておきましょう。
保険料を払った人というのは
保険契約者とは限りません。
実際に保険料を負担した人です。
この点も要注意ですね。
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【昨日の1日1新】
・十三貸会議室
・FREDS 阪急そばポテうどんパン
(京風七味唐辛子付き)
【編集後記】
昨日は十三で2人の方を相手に
コーチングのロープレをさせて
頂きました。
その前に腹ごしらえに食べた
阪急そばポテうどんパン。
炭水化物+炭水化物+炭水化物
で満たされました(^^)