決算書から逆算で考えて打ち手を決める

どんな成績表を目指しますか

20181211

決算書、確定申告の内容が・・・

こんなことありませんか?

新規出店にあたって
銀行からお金を借りたいけど、
直近の決算書の内容が良くないので
思うような金額のお金を借りることが
できなかった。

あるいは
個人事業者の方であれば
こんなケースもあります。

住宅ローンを組んで
マイホームを購入するために
去年の確定申告書を
銀行に提出したけど
審査が通らなかった。

銀行からお金を借りる、
住宅ローンを組む、
といったことを想定して
もう少しいい決算書や
確定申告書になるように
頑張っておけばよかった。。

できれば
こう感じることは
避けたいですよね。

決算から逆算で考えて打ち手を決める

せっかく新たな道に
進んでいこうとしているにも
かかわらず、
会社や事業の決算の内容が
良くなかったことで
思い通りのことができない。

こんなことを避けるためにも
必要なことは

決算から逆算で考えて打ち手を決める

ということです。

つまり、
今年度に作成する決算書を
どんな数字にするか、
そのイメージを考えてから、
逆算で何をしていくかを決める、
ということです。

例えば、
来年度は新規の出店を予定していて
銀行からお金を借りたい、
という思いがあった場合。

お金を借りたとしても、
毎月、お金を返済していくことも
問題なくできそうだ。

銀行にそんな評価を
してもらうためにも
売上や利益の数字はしっかり
残さないといけない。

だから
目標にしている数字を
クリアすることはもちろん
さらに利益を増やすために
ムダな経費は洗い出して
減らしていこう。

さらに
決算書が評価の対象になるので
売上や利益だけがいい数字になれば
いいわけじゃありません。

会社やお店にどれだけの
お金などの資産があって、
支払いなどをしていかないと
いけない買掛金や借入金と
いった負債がどれだけあるか、
貸借対照表の中身だって
問われます。

例えば、
売れ残りの商品や未使用の材料
で膨れあがった棚卸資産や
短期貸付金といった科目で
会社が社長に貸したお金が
あったりすると
といい評価を受けることが
できません。

決算書で残る棚卸資産の数字を
少しでも少なくするために、
売れ残り商品や未使用の材料を
減らしていく方法を考える。

社長に貸しているお金である
短期貸付金という科目が
決算書に残らないように
決算日から逆算して
社長から会社にお金を返済する
スケジュールを立てて実行する。

どんな決算書にするかを
イメージすれば、
逆算でやることも
決まってきますよね。

今年の決算だけでなく来年以降も見据えること

今年の決算でどんな決算書を
作るかをイメージして逆算で
手を打つことも大切ですが、
来年以降を見据えることも
必要です。

新規出店などの大きな設備投資や
住宅ローンを組んでのマイホームの
購入を来年ではなく、
2年後、3年後に予定してことも
ありますよね。

今年だけでなく、
来年、再来年の決算書を
どんな決算書にしたいかも
考えておきましょう。

3年とか5年の中期計画までは
いかなくても
どんな決算書にして
何をしたいかを考えるだけで
事業への取り組み方も
変わりますよね。

【編集後記】

昨日はミーティングが2件、
午前中は来所いただいて、
午後からはZoomでの
ミーティングでした。

午後のZoomミーティングは
この5ヵ月ほど毎月ミーティングを
している方との時間でしたが、
昨日はその方の素晴らしい成果の
報告をしていただけて
私もとても嬉しい気分です^^

【昨日の1日1新】

・楽天アプリで買い物

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