ダイレクト納付とクラウド会計の相乗効果

クラウド会計が後押ししてくれます

20220709

ダイレクト納付・ペイジー納付が8割

7月の業務である
源泉所得税の納期特例の業務も
一昨日の7月7日に全て手続きを完了し、
昨日の7月8日はダイレクト納付によって
口座引落しの状況のチェックを行いました。

ダイレクト納付によって
毎月源泉所得税を納付するケース
も含めて無事納税が終わっていること
を確認することができました。

税金の口座引落しを行う
ダイレクト納付や
インターネットバンキングにて
税金を支払うペイジーでの納税は
今回の源泉所得税の納税に関していうと
約8割を占めるようになりました。

紙の納付書に金額を書いて
郵送するという事務作業が大きく減って
お客様側としても納付書を待って
金融機関に足を運んで頂くことがなくなって
時間短縮の効果も大きいです。

また、紙の納付書を作成して
お送りするケースも若干残っていますが
件数も少ないので
納付書の郵送が間に合うかどうか
という心配自体も少なくなりましたね。

郵送の場合は全て
レターパックを使うので
早ければ当日、遅くとも翌日、翌々日
までには届いて、追跡確認ができるので
こちらも安心ですね。

ダイレクト納付とクラウド会計の相乗効果

ダイレクト納付を進めていく上で
鍵になるものがクラウド会計
だと考えています。

税金の計算、申告・申請をした後、
私の場合であれば
ダイレクト納付を使って
税金の口座引落しまでを
税理士側で指定しています。

お客様にはあらかじめ
税金の金額を報告するともに
口座引き落とし日の確認を
行います。

あとは
その日に税金が口座引落しされるように
ダイレクト納付の手続をするだけです。

ただ、
ダイレクト納付の手続をする前や
そもそも税金の金額報告と口座引落し日
を確認するタイミングで
クラウド会計にアクセスして
対象となるお客様の

その日時点の最新の預金残高

を確認しておくことが欠かせません。

ダイレクト納付で税金の口座引落し
がされても問題ない残高なのかどうか
を確認するわけです。

税金の引落しは可能となる残高
があったとしても同日やその直後に
給与や買掛金などの多額の支払い予定
があれば要注意ですよね。

ダイレクト納付ではなく
クレジットカード払いにして
お金が出ていくタイミングを
遅くするという選択肢もあるわけです。

もちろん
口座引落し日に残高不足となって
税金の引落しができない
といったことがないかということも
税理士側でも確認します。

口座引落しができなかったときに
期限までに納税ができるように
対応するわけですが、
そうならないように
クラウド会計であらかじめ
預金残高を確認しておくんです。

口座引落しができなかったときに
リカバリーする対応のためにも
ダイレクト納付の口座引き落とし日
は納税の期限の少なくとも1日前に
設定しておきましょう。

クラウド会計でリアルタイムの預金残高を共有する意味

お客様にクラウド会計を
導入頂いていることで
リアルタイムで預金残高の情報を
確認することができます。

税理士の業務として
月1回だけ会計データをチェックする
というやり方もあるかもしれませんが、

必要な時に会計データ、クラウド会計に
アクセスしてお金の状況を確認する

という方法もあります。

普段からそれぞれの
お客様の資金状況をおおよそ
把握することができますし、

・ダイレクト納付での税金の口座引落し

だけでなく

・借入金や給付金が入金された
・設備投資や仕入の支払いで多額の支払いがあった

といった
臨時的のお金の動きを確認したり
日常のお金の増減なども
おおよそ把握していくこと
ができますよ。

お客様からの相談に対しても
日々のお金の動きを想定して
対応できますよね。

【編集後記】

昨日は悲しく衝撃的なニュース
がありましたね。

ただ、事実を受け入れながら
なぜこうなってしまったのかなども考えて
自分の中で整理ができれば
あとは前を向いて、
自分のやるべきことを
やっていきたいです。

【昨日の1日1新】

・新しい歯ブラシ

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