社員に伝える「売上」は「ノルマ」か、「自分たちに必要なもの」か。

どんな意味で伝わっていますか。

20200627

売上をなぜ増やさないといけないか

お客様からご依頼を受けて
社員さん向けのお金の勉強会を
開催させて頂くことがあります。

経営者の方からご依頼頂く理由としては

・社員にもっとお金の意識を持って欲しい

・どうすれば自分の給料を増やすことができるか理解して欲しい

といったものがあります。

経営者が社員さんに対して

「もっと売上を増やしていこう」

と言ったとしても、
そもそも社員さんがなぜ売上を
増やさないといけないかを
理解していなければ、
どうなるでしょうか。

社員さんから

「もっと売上を増やすことができるように頑張ります!」

といった反応が返ってくることは
難しいですよね。

社員に伝える「売上」が「ノルマ」となるか、「自分たちに必要なもの」となるか。

社員の立場からすると、
自社のお金の構造、
売上や利益の状況も分からないまま

「今月の売上目標は○○万円だ」

と経営者から伝えられても
その「売上」は

ただただ達成しないといけない「ノルマ」

となってしまいますよね。

達成しないといけない「ノルマ」
でしかなければ、
どのように売上を増やすか、
というプロセスは重視されなく
なるかもしれません。

お客様のためより売上優先、
値引きをしてでも粗利より売上優先。

そんな意識を持ってもらうと
困りますよね。

そうではなく、
社員さんの給料を増やすため、
会社の続けていくために、
「売上を増やすこと」
が必要であることを
理解できるとどうでしょうか。

「売上を増やすことは」
自分たちの給料を確保するために
必要なものである上に、
会社を続いていくために
必要なものであることでもある。

「ノルマ」として
上から指示されたものではなく
「自分たちに必要なもの」として、
どうすれば増やすことができるか、
どうすればお客様に喜ばれながら
売上を増やすことができるか。

そんな思考が持てると
日々の仕事に対する意識も
変わりますよね。

経営者と社員の情報量のギャップ

経営者は日々、
毎月と経営の数字を見ているので、
なぜ売上が必要か、
なぜ売上を増やさないといけないか、
身に染みて感じています。

一方で、
社員さんの立場から
見ればどうでしょうか。

日々、毎月と経営の数字を
見ているわけでもないので、
売上の必要性を身に染みて感じる、
とはいきませんよね。

情報量が違う限り、
売上に対する意識も違って当然、
そう考えておけば、
売上の対する意識の違いに対しても
ストレスを感じる必要もなく、
何をしていくかを考えていくだけ
ですよね。

【編集後記】

昨日はオンラインでの面談で
新たなご縁でのお仕事をさせて
頂くことになりました。

直接お会いすることなく
オンラインで仕事がスタートしていく、
新たな時代になったことを感じました。

直接会う以上にオンラインだけでも
コミュニケーションを密に取れるように
工夫していかないといけませんね。

【昨日の1日1新】
・Zoomミーティングで事務所案内資料の説明

【お知らせ】
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