今年の第64回税理士試験の合格発表は12月12日。
ちょうどあと1週間ですね。
受験された方は発表当日まで落ち着かないですよね。
受験されている方のご参考までに、私が税理士試験で使っていたボールペンを紹介します。
税理士試験のボールペンの選び方
税理士試験では使用できる筆記具が決められています。
答案は黒か青インキの筆記具のみです。
問題用紙や計算用紙は鉛筆、色つきペン、消しゴムが使用できます。
税法の試験では120分の時間で理論問題と計算問題を終える必要があります。
私の時間配分は、
最初10分は理論の解答内容を考える。
次の25分は理論の解答内容をひたすら書き続ける。
時間が来たら強制的に計算に移る。
計算を60~70分で終わらせ理論の残りを書き続ける。
という方式です。
理論問題はひたすら書き続けるためスピードが必要ですし、計算はいかに効率良く解答できるかがポイントです。
それができる筆記具、ボールペンが必要なのです。
ボールペンの選び方
税法の試験を乗り切るためのボールペンを選ぶ自分基準はこちらです。
1.答案用紙に使うボールペンは青
答案用紙自体の印字は黒ですので、自分の書いた文字が見やすいように青のボールペンにしました。
2.120分書き続けて疲れないもの
120分のほとんどの時間を書くことに充てます。書くことに疲れる、筆圧の必要なものを選ぶのはナンセンスです。試験以前の勉強段階でも手を痛めてしまいます。
ペン自体に軽さもこだわりました。重いと疲れがでます。
3.文字が綺麗そうに見える
人が採点をします。採点者は限られた期間に何千人もの採点をするのです。
従って、書いた解答をきちんと読み取ってもらえるよう綺麗そうに見える、見やすい解答を意識しなければいけません。相手を意識することが大切です。
本試験当日まで専門学校では、答練という模擬試験があります。こちらで自分の選んだボールペンが本当に良いかを確認し、自分に合ったものを選んでいきます。
私はボールペン字が苦手で、書くスピードも遅かったです。理論の解答を書いていると、周りはなぜこんなに速く字がかけるのだろうと焦った記憶があります。
字の書くスピードや字の綺麗さの差を埋めるためにも、ボールペン選びにこだわりました。試行錯誤しましたが最終的にこれなら乗り切れるというものに決まりました。
税法試験を乗り切るお勧めボールペン
税法の試験を乗り切ったボールペンがこちらです。
☑サラサクリップ 0.7 青
理論問題で使用しました。
サラサはジェルインクで書きやすく、さらに0.7と太めにすることで少ない筆圧で書くことがができます。
太いので字は少し見づらくなりますが、疲れず速く書けることを優先しました。
☑サラサクリップ 0.5 青
計算問題はこちらです。同じサラサでも0.5と少し細めにしました。細くすることで答案用紙の数字が綺麗に見えます。
計算過程を書いていくと文字が小さくなりがちですが、文字が細いと見やすいですよね。
0.4のより細いものを使っていた時期もあります。
☑4色ボールペン
計算問題で使います。
消費税の試験など、問題の資料に出てくる数字を4色で仕分けするのです。
消費税の課税仕入れでいうと、課税対応(A対応)は赤、課税非課税共通対応(C対応)は緑、非課税対応(B対応)は黒で数字に丸囲みをします。残った青かサラサの青で答案用紙に書き込むといった具合です。
4色あると別のペンに持替える必要がありません。
当時はジェットストリームがなかったのですが、今だとやはりジェットストリームですね。
いざ本試験で
本試験の時はそれぞれのボールペンを3本ずつ用意していました。インクの出具合が悪いなと感じたらすぐに取り替えるのです。
120分の限られた時間を、問題の答えを考えること、考えた結果を文章、計算式に表す時間に
いかに充てられるかがポイントです。
そのためにもペンの持替えの時間やインクの出具合を確認したりする時間を極力を減らし、自分が最も速く書けるペンを選択する必要があります。
重要なことに時間をかけ、作業の時間をいかに短縮、なくすか。仕事にも通じる考えですよね。
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編集後記
昨日、相続税のソフトを立ち上げるとアップデートのメッセージが。画面に従ってアップデートしてもエラーで更新できませんでした。
早速、ソフト会社のサポートへ問い合わせ。
すると原因はWindows8.1のデスクトップ左下のスタートメニューが問題とのこと。
Windows7風のスタートメニューにする必要があるそうで、と早速対応して頂きました。
昔に戻った感じですが、やはり使いやすいかもしれせん。