この仕組みを取り入れていきます。
利益が増えても嬉しくない・・・
「今期は順調ですね!決算時点の利益は○○万円になりそうですね!」
お客さんに
こんな報告をしても
喜んでもらえない
ことがあります。
事業が上手くいっている、
好調なのにもかかわらずです。
その理由は、
その後にこんなやりとりが
続くからです。
「この利益だと、税金はいくらぐらいになるの?」
という質問を頂くので、
「そうですね、国と地方の法人税でざっくり○○万円ぐらいですね」
とお答えします。
「そんなに払うのは大変。。もっと利益、減らさないと・・・。なんかいい方法ないですか?」
という反応をされます。
事業が上手くいって
利益が増えることより、
関心は
いかに税金の支払いを減らすか
に移ってしまうんですよね。。
でも、
これも仕方がないことでも
あります。
いくら利益が増えたから
といってもその利益と
同じお金が残っているとは限りません。
税理士からも
「利益があるからといってお金が残っているとは限りません。利益とお金は一致しませんから・・・」
なんて言われますしね。
私もそのように言っていました…。
利益とお金が一致する!PROFIT FIRSTで確実に利益を残す!
昨日、大阪でこちらの本の著者である
近藤学先生の研修を受講してきました。
「PROFIT FIRST お金を増やす技術」
PROFIT FIRSTとは
アメリカの起業家である
マイク・ミカロウィッツさん
が考案した
会社が利益を確実に残す
ための仕組みです。
近藤先生は
マイク・ミカロウィッツさんが
書かれた『PROFITFIRST』の洋書を
翻訳され日本語版を出版されました。
また
それだけでなく、
実際にPROFITFIRSTの仕組みを
日本で広めることで、
利益を増やし、
お金や借金で困らない会社を
増やすための活動をされています。
しかも、
アジアで唯一、PROFITFIRSTの本部に
認定された
PROFITFIRSTプロフェッショナル
の資格もお持ちなんです。
私もこの近藤先生の
『PROFIT FIRST』を読んで、
さらに研修を受けたことで
PROFIT FIRST方式に
大きな可能性を感じること
できました。
なぜなら、
PROFIT FIRSTを取り入れることで
会社の利益とお金を一致させることができ
利益が増えても喜べず不安になること
をなくすことができるからです。
確実に利益を残す!
利益とはどのように
計算するものでしょうか?
売上 − 経費 = 利益
売上から経費を引いて
残ったものが利益。
誰もがこう答えると思います。
けれど、
PROFIT FIRSTでの
利益の計算式は違うんです。
売上 − 利益 = 経費
こんな計算をするんです。
売上から経費を支払って
残ったものが利益と
考えるのではありません。
売上から先に利益を引いて確保する
そして残ったお金で
経費をやりくりするんです。
例えば
年間売上が1億円の会社の場合、
あらかじめ利益の配分率、
例えば3%と先に決めて
年間で300万円を利益専用の
預金口座に振り込みます。
さらに、
税金の支払いも試算しておき
売上に対する割合を決めておく。
仮に売上の2%と分かれば
年間で200万円を税金専用の
預金口座に振り込みます。
そして、
1億円から
利益300万円と税金200万円を引いた
残りの9,500万円で事業をやりくり
するんです。
人件費の支払い、経費の支払、
材料や商品の仕入すべてを
残ったお金でやりくりします。
残ったお金で足りなければ
売上を増やす努力も必要です。
けれど
利益と税金の口座には手を付けない。
すると確実に利益を残すことが
できますよね。
さらに、税金のお金も
残しているので税金の支払いに
困ることもありません。
利益が増えたら税金も増える、
利益の金額ほどお金も残ってないから
税金の支払いが心配。
PROFIT FIRST方式であれば
こんな経営者の不安を
なくすことができます。
しかも、
毎月、利益の専用口座に
利益として残るお金が
目に見えて増えていく。
確実に残した利益は
新たな事業に投資してもいいし、
経営者が自由に使っても
いいわけです。
同じ経営をするなら
そんな経営をしてみませんか。
ちなみにPROFIT FIRSTでは
利益と税金以外も用途別の
預金口座を作り、より確実に
利益を残していきます。
詳しい仕組みを知りたい方は
ぜひ本を手に取ってみてくださいね。
【編集後記】
7月からは私自身も
PROFITFIRSTを実践して
お客さまにも
提案していく予定です。
利益が確実に残る、
そんな実感をして
頂きたいですね^^
【昨日の1日1新】
・PROFIT FIRSTの研修会参加
・べろべろばあ