クラウド会計は会計ソフトの導入ではなく、経理業務を改善するきっかけ。

導入することが目的ではありません。

20200805

クラウド会計の導入が続く理由

2014年6月の税理士事務所開業以来、
お客様に導入頂く会計ソフトでは
クラウド型の会計ソフトを
選んでいただいています。

マネーフォワードクラウドかfreeeの
どちらかを導入するケースが続いており、
これまでPCにインストールするタイプの
会計ソフトを利用されていた方も
クラウド会計に乗換えて頂きました。

こちらも他の会計ソフトに
詳しくなる必要がないので、
マネーフォワードクラウドとfreeeの
ノウハウだけを蓄積していくことができます。

独立前の勤務時代には
お客様ごとに使用する会計ソフトが
バラバラだったので、
常時5、6種類の会計ソフトを使う
必要がありました。

使用頻度が少ないソフトに関しては
最低限の使い方しか把握できず、
操作方法を調べるだけで時間を消耗し、
効果的な使用方法をお客様に説明する
こともできませんでしたね。。

クラウド会計は会計ソフトの導入ではなく、経理業務を改善するきっかけ

現時点では
お客様にご案内している会計ソフトは
マネーフォワードクラウドとfreeeの
2種類になります。

お客様からもこの2種類のどちらかを
選択いただけている理由としては、

単なる会計ソフトの導入ではなく、経理業務をかんたんにすること

を目的に話しを進めていることが
大きいと感じています。

長年、特定の会計ソフトを使い続けてきた、
という方でない限り、

どの会計ソフトを利用するかよりも

どれだけ簡単に経理業務を進めることができるか

の方が重要なポイントになります。

現状の経理業務をお聞きしながら、
クラウド会計を利用することで、
どの部分の業務をよりかんたんにできるか、
を一緒に考えていきます。

得意先別の売掛金の入金のチェックや
複数の預金残高の確認、
会計事務所とのデータの共有方法、
請求書や給与計算など他の業務ソフトとの連携など。

できることをピックアップして
同時並行で進めていけば
より正確なよりかんたんな経理業務に
することができます。

それによって
経理業務の時間の短縮を実現できれば
企業にとっての利益にもつながるわけ
ですよね。

経理業務も目を向けることで課題も見つかる

会計ソフトの導入という視点ではなく、
経理業務をかんたんにしていくという視点を
持つこと。

お客様の経理業務に目を向けることで
課題も見つかります。

例えば、
売上の確定、
請求書の発行方法、
発行タイミング、
入金状況の確認
と一連の業務の流れを確認するだけでも

・売上の計上基準が正しいかどうか
・請求書発行の遅れが入金遅れ、資金繰り悪化に影響していないか
・入金状況の確認が遅れ、回収遅れ、回収漏れが起きていないか

と課題がないかを確認しつつ、
課題があればクラウド会計を活用しながら
課題を解決する方法も
同時に考えていくことが
できます。

クラウド会計の導入をきっかけに
課題の整理、課題を解決する機会を
作っていくこともできますよ。

【編集後記】

昨日はお客さまのところでの
ミーティングでした。

新型コロナウイルスの影響で
落ち込んだ業績が回復しつつありましたが、
またこれからが厳しいとのこと。

経営者の方が事業の進め方を考えるにあたり
少しでも役立つ情報や新たな視点などを
伝えていけるようにアンテナを張って
情報を集めて、考えてを続けていきます。

【昨日の1日1新】

・新しい片耳のヘッドセット

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