質問を受けたときは答えを考える前に理由を確認することから

遠回りした方が早く着くこともあります。

20210208

質問ではなく相談

日々、お客様からいろいろな
質問を頂きます。

「○○の制度を取り入れたいのですが、どのようすればいいか?」

「□□の対策としてできることはないか?」

質問されたことに従って
こちらも確認や調べてものをして
回答することはできます。

でも、
一見すると、質問されているようですが、
実は相談ごと、であることが
少なくないんです。

質問を受けたときは答えを考える前に理由を確認することから

お客様などから質問を受けた場合、
その質問に対する応えを考える前に
まず行うことは

その質問をされた理由を確認すること

です。

例えば、

「給与の計算方法を変更したいが、どのような案が考えられるか?」

という質問を受けた場合。

その質問にそのまま対応しようとすると
現状の給与計算方法を踏まえて、
他社で取り入れているような
計算方法の事例を探して
情報提供する、
ということになります。

その前に
なぜ、給与の計算方法を変更したいか、
その理由を確認する。

「特別な事態が発生したときに社員の受け取る給料が極端に減ってしまう」

「仕事を頑張って結果を残した社員に報いる制度にしたい」

理由を確認することで、

なぜ別の給与計算方法に変更することを考えているか

が分かりますよね。

そもそも
給与の計算方法を変更することよりも、
まず先に取り組まないといけないこと
が見えてきたりするものです。

仕事を頑張った社員に報いる方法であれば
給与の計算方法を変更すること以外にも
方法はあるはずです。

質問に対する応えを考える前に
理由を確認することで、
相手とこちらの

情報量や前提条件の理解のギャップを埋めること

ができますよね。

本当のテーマを探す

質問されたことに対して答えを探すこと
よりも、
その理由を確認して
相手とこちらの情報量や前提条件を
揃えていくこと。

答えを考える前に、
こちらから質問したり、
現状の理解を深めることから
進めていくことで

相手の求めている本当のテーマを探すこと

につながります。

物事の本質はどこにあるか、
は常に考えておきたいですね。

【編集後記】

昨日は息子達のスキースクールの付き添い。

次男が目標にしていた検定が
あったのですが、
午前のレッスンでは1点足りず不合格でした。

ただ、午後のレッスンでは無事合格し、
喜んでいる姿を見るこちらも嬉しかったです^^

次男の喜びは検定の合格以上に、
合格したら購入すると約束をしていた
恐竜のペーパークラフトが
手に入ることだったようですが(^^;

【昨日の1日1新】

・車の中でType-C薄型ACアダプターを使ってPCを充電

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