二者択一より、二者の可能性を広げる

まずは可能性を広げてから。

20190207

Aにするか、Bにするか迷っている

「Aにするか、Bにするか迷っている」

経営者の方からこんなご相談を
頂くことがよくあります。

先日も

「新しい事業をするのに多くの社員を巻き込んだ方がいいのか、少数精鋭にした方がいいのか」

といった内容のご相談でしたs。

「Aがいいのか、Bがいいのか」

というご質問を受けると、
どうしても

「Aの方がいい」

あるいは

「Bの方がいい」

理由を述べて、どちらかの答えを
出そうとすることが多いと思います。

私もこのような質問を受けると
その悩みに答えようと
どちらがいいかを考える傾向に
ありましたね。

二者択一より、二者の可能性を広げる

「Aがいいのか、Bがいいのか」

という二者択一で迷うことって
よくありますよね。

「新しいモノを買うか、買わないか」

「新しいモノを買うとしても、Aにするか、Bにするか」

「今取り組んでいることを続けるか、止めるか」

など。

でも、こういうことって
いくら悩んでもどっちが正解かなんて
分からなかったりしますよね。

実際に選んでみて
初めて分かることも多いです。

AかBかで悩むよりも

・Aじゃなく、Bを選んだらどうなるか

・Bじゃなく、Aを選んだらどうなるか

・そもそも何のためにAとBとで悩んでいるか

・AもBも両方選択する選択肢はないか

・AもBも選ばない選択肢はないか

といったことを考えてみるんです。

紙やホワイトボードに書き出してみる。

すると、
どんな結果を得たいかによって
自然とどんな選択をすればいいか
答えも出てくるものです。

二者択一で悩むようであれば、
まずは二者の可能性を広げてみることも
一つの方法ですよね。

選択するのでなく、選択の幅を広げること

仕事柄、経営者の方から
さまざまなご相談を頂きます。

とはいえ、
外部の専門家である私が

「判断して選択する」

のはおかしいですよね。

経営判断であれば、
判断することは
経営者の方の仕事です。

だからこそ、
どちらを選択したらいいかの
相談を受けたのであれば、

経営者の方の判断につながるように
選択の幅を広げつつ、
選択しやすくする状況を作ること

が専門家の役割だと考えています。

経営者の判断につながるように
専門家としての立場の意見、
選択の幅がひろがるような質問、
状況の整理をする。

そのためにも
経営者の方が
何のために事業をしているか
どんな未来を実現したいか
を知ることも欠かせませんね。

【編集後記】

昨日の午前中は
飲食業のお客様のミーティングに参加。

10月の消費税増税、
キャッシュレスの加速といったことを
視野に入れて、
価格設定や、お支払方法の
見直しを進めていこう、
ということになりました(^^)

【昨日の1日1新】
・亀山 学 ランチ

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