キャッシュレスもいいけど、口座振替で支払い業務を減らせないか。

地味だけど効果を発揮しますよ。

20211102

口座振替の手続き自体が面倒くさい

定期的に支払いが発生することであれば
口座振替に切替えると便利ですよね。

毎年、毎月、支払いのために
時間を使うことがなくなりますし、
支払い忘れにより
ペナルティを受けたり、
支払い先へ迷惑を掛ける可能性を
大きく減らすことができます。

口座振替をする預金口座の残高が
不足していると、
当然振替えができず、
その後の対応に手間が掛かってしまいますので
口座の残高だけしっかり管理しておく
必要がありますが。

便利な口座振替による支払いですが、
最初の手続きが面倒くさいことが難点
でもあります。

ネット上で手続きできることも増えてきましたが、
必要事項を記載して銀行届出印を押した書類を
提出するケースも少なくありません。

中には金融機関の窓口に
行かないといけない手続きもあるので
こちらはさらにハードルが高いですね。

キャッシュレスもいいけど、口座振替で支払い業務を減らせないか。

ネットバンキングでの支払いや
電子マネーでの支払いなど、
キャッシュレスでの支払方法は
時間とともに充実してきています。

けれど、
口座振替によって
支払い業務そのものを減らしたいものです。

具体的にどんな手続きで口座振替ができるか
確認していきましょう。

※会社や個人事業者が扱うものに限定しています。

<税金関係>

・法人税(ダイレクト納付)

・法人都道府県民税/法人市町村民税(ダイレクト納付)

・消費税(法人・ダイレクト納付)

・消費税(個人・口座振替/ダイレクト納付)

・申告所得税(個人・口座振替/ダイレクト納付)

・源泉所得税(ダイレクト納付)

・特別徴収住民税(ダイレクト納付)

・普通徴収住民税(口座振替)

・個人事業税(口座振替)

・固定資産税/償却資産税(口座振替)

・自動車税/軽自動車税(口座振替)

<社会保険関係>

・厚生年金保険料/健康保険料(口座振替)

・労働保険料(口座振替)

・国民健康保険料(口座振替)

・国民年金保険料(口座振替)

この中で、
口座振替(ダイレクト納付含む)で
支払っていないものはないでしょうか。

年に1回だけの支払い、
例えば、労働保険料などは
口座振替の手続きをしておらず
紙の納付書などで支払っているケース
も少なくないのではないでしょうか。

金融機関の窓口での納付書での支払いや
キャッシュレスでの支払いなど
毎月、毎年行っていることであれば
口座振替への切替えを検討してみましょう。

ダイレクト納付と記載しているものは、
自ら納税手続きを行う必要がありますが、
税理士側で税金の引落し手続きまで
対応しているケースであれば
口座振替と同様に支払い業務の負担
を減らすことができます。

安心して口座振替できる預金残高を目指す

税金や社会保険関係の支払いを
全て口座振替にした場合に
気をつけないといけないことは
口座振替時の預金残高不足です。

そうしたことが起きないよう
預金残高を確認することはもちろん
税金や社会保険などの支払に加えて

毎月必ず支払が発生する人件費その他の固定費

毎月想定される仕入代金

などの支払ができるような
預金残高を常に残しておくことが
必要になります。

金融機関からの融資を受ける、
毎月お金が残る利益を目指す
といった取り組みで
安心できる預金残高
に近付けていきましょう。

【編集後記】

個人事業税はまだ口座振替
ができていないのですが、
金融機関の窓口に行かないといけないので
まだできていません。。

こちらも切替えないと・・・。

【昨日の1日1新】

・Google Oneへのアップグレード

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