クラウド会計の効果を発揮させるためには税理士と二人三脚で

すぐにでも簡単でもないからこそ。

20210827

ノウハウを高める環境

現在、全てのお客様に
クラウド会計をお使い頂いています。

当初は、お客様にどのような
会計ソフトを導入するかを説明するときに、
クラウドとPCにインストールするタイプ
それぞれのメリット、デメリットを
お伝えしていました。

その上でクラウド会計を選択して
頂いていました。

ただ、最近は
お客様自身が既にクラウド会計を
ご利用されていたり、
クラウド会計を導入したいという理由で
他の税理士事務所からの顧問の変更という
ケースも少なくありません。

おかげさまで
全てのお客様がクラウド会計を利用し、
利用するソフトも
マネーフォワードクラウド会計かfreee
に集約されているので
こちらもノウハウを集める対象が
少なくて済むメリットがあります。

クラウド会計の効果を発揮させるために税理士と二人三脚で

マネーフォワードクラウド会計やfreee、
その他のクラウド会計ソフトも含めてですが、
その効果を発揮させるためにも

税理士と二人三脚で取り組むこと

をお勧めしています。

クラウド会計の効果には

・ネットバンキングなどからデータを収集できる
・給与や請求書など他のソフトとの連携がしやすい
・勘定科目、補助科目、部門の追加、変更などを柔軟に対応できる
・税理士事務所とのデータのやりとりが不要になる
・テンプレートや自動登録のルールを整備すればするほど省力化ができる

といったものがあります。

ただ、これからの効果も
クラウド会計を使い始めたら
すぐに効果を実感できるもの
ではありません。

こうした効果を発揮するためには
その環境を整備していきながら
運用のルールを作っていく必要が
あります。

経理業務に関わる仕事や書類、データ
の流れを確認しながら効率的に
会計データを記録する方法を考える。

そして、経営に役立つデータとして
かつ税法で求められる形式としても
記録できる形にしていくこと。

事業者側だけでも、
税理士側だけでも
実現するのは難しいので、
二人三脚で取り組んで
実現させたいものです。

対話が生まれる環境

会計データを記録して、
決算書、申告書を作成することだけを
目的とするならば
クラウド会計を採用する必要も
ないと考えています。

会計に関わる書類の全てを
税理士事務所に渡たすなどして
全て税理士事務所側で会計データを
登録する、いわゆる記帳代行の形
でも構いません。

そうではなく、
事業者側で会計データに触れることが
お金の状況、業績について、
1つ1つの取引について確認できる環境
にもなります。

さらにクラウド会計という形で
税理士も連携しながら経理を進めることで
経理の業務の流れを見直したり、
税理士側としても提案できることは
注意を促すことがしやすくなる
メリットがあります。

クラウド会計を通じて必然的に
対話が生まれる環境ができることも
大きなメリットではないでしょうか。

【編集後記】

昨日の午後はお客様のところで
打ち合わせとfreeeのサポートでした。

少しずつですがfreeeのご理解も
深めて頂けているので、
理想の形ができるように
進めていきたいと思います。

【昨日の1日1新】

・濃密バナナチップス

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