未来を照らす過去の数字も大切。
決算の見込額だけでなく将来の数字
お客様との打ち合わせでは
毎回、決算での利益や納税額の見込額
を確認頂いています。
決算が終わり
申告書ができてはじめて
納税額を確認して、
資金繰りに困る、
といったことが起きないように。
事前に資金の準備、
心の準備をしていただきながら
できる対策があれば
取り組んでいただけるように
しておきたいものです。
未来の数字を共通言語に。過去の数字を元に未来を語ることができるように。
他の税理士事務所から
顧問契約を変更して頂いた
お客様と話しをしていると
決算、申告の段階になるまで利益や納税の金額が分からなかった
という声が少なくありません。
決算を迎える前に
決算での利益のシミュレーションを行い
納税額を試算結果を確認する機会がない
ということを表していますよね。
また、
そもそも新しい年度の計画、予算を
立てていないことの表われでもある
ということです。
しっかりとした事業計画、数値計画
でなかったとしても、
前年度の数字を基準にして
新年度の見通しの数字を確認するだけでも
だけでもいいと考えています。
それによって
自然と事前に決算の利益や納税額の
試算をすることが出来ますし、
未来の数字を共通言語にすること
で経営者の方の視線も未来に向いていきます。
理想とする事業をするためには
それを支えるお金が必要になりますし、
そのお金を確保するには
将来にわたり必要なお金の入りを確保して
必要なところに投資する、
サイクルが必要になりますよね。
過去の数字を正しく把握できるように
未来の数字を共通言語に、
といっても過去の数字を
おろそかにするわけでは
ありません。
過去の数字が正しく
管理されていて、
なお、将来の計画や意思決定に
役立つ情報として記録されている
必要があります。
サービス別、得意先別、部門別・・・
などどのような単位でなど
どのような項目で
過去の数字をどう記録するか。
過去の数字をいつどんなタイミングで
タイムリーに確認できるか。
未来の数字を共通言語にするためにも
基礎となる過去数字の把握の仕方
にもこだわりたいですね。
【編集後記】
昨日は終日、事務所でお仕事でした。
毎週水曜日は息子達のお迎えの時間が
いつもより15分早くなるのですが、
15分早く終わらないと思うだけで
少し集中力が高まりますね。
【昨日の1日1新】
・とくになし