クラウド会計の選び方。消費税の申告をするときは?

消費税の申告書を作成できるか、も選択のポイントです。

20160303
※freeeで作成する消費税申告書

消費税申告を自分で行うのはハードルが高い?

自分で個人事業の確定申告をしていて
消費税の申告も自分でやっているよ、
という方もいらっしゃいます。


一方で、
消費税の申告が必要になったけど、
計算が難しいそうで確定申告も
含めて税理士にお願いしている、
そんな方もいらっしゃいます。


国税庁から送られてくる
消費税申告の手引きにある
申告の流れ。

20160303_1

Step25まで進み

20160303_2

Step31で計算が完了します。。


この流れを見ただけで
自分では計算したくないと
感じる方も多いのでは
ないでしょうか。


消費税の計算はハードルが
高いように感じますよね。


でも、実際には
31のStepを全ては行う必要も
ありませんし、
普段使っている会計ソフト
を活用すれば簡単に
消費税の申告書も作成
できるのです。

消費税申告書が作成できるかもクラウド会計の選択ポイント

最近利用者が増えている
インターネット上で動く
クラウド会計サービス。


取引きの自動取込みや
PCへのインストールや
ソフトのバージョンアップ
といった手間がないこともあり
お勧めすることも多いです。


実際には
freeeやMFクラウド、
やよい青色申告オンライン
といったサービスがあり、
どれを選ぶかは悩ましい
ものです。


消費税の申告も含めて
自分でやってみるという
方であれば、

「消費税の申告書が作成できるか」

も確認しておいてください。


現時点(2016年3月)では
freeeと
やよい青色申告オンライン
では消費税の申告書を作成
できます。


MFクラウドでは
消費税申告書の作成機能はなく、
集計機能だけです。


今後開発されることがあるのかも
しれませんが。

消費税申告も自分できるようになると

消費税の申告も自分で
できるようになると
税理士の活用方法も
変わります。


消費税についても
普段にない取引が発生した時だけ
確認するぐらいで
済むかもしれません。


その代わりに
節税や利益アップのための
提案をしてもらうような
係わり方もお願いできたり
しますよね。


また自分で消費税を
計算することで
納税資金をどれだけ
確保しないといけないかも
意識することができますね。

まとめ

消費税申告書の作成ができる
ソフトやサービスを利用して
いるのであれば
消費税の申告書にチャレンジ
してみてはどうでしょうか?


会計や税務のソフトやサービスも
これからもっと進化するでしょうし、
消費税の申告書もより簡単に
できるようになるかもしれません。


税理士の存在価値も
申告書の書類作成ではなく、
いかにアドバイスや提案ができるか
にあるはずです。

【編集後記】

昨日は昨年から輸出ビジネスを
始めたお客さまの確定申告の
サポートを行いました。


日本での商品の仕入れでは
消費税を支払いますが、
海外に輸出して販売する
商品では消費税を預る
ことはできません。


けれど、
消費税の事業者となって
消費税申告を行うことで
日本で支払った消費税を
国から返してもらうことが
できるんです。


この消費税の申告や確定申告を
ご自身でできるようにする
サポートを行ってます。


こちらのサポートも
あと一息です(^^)


【昨日の1日1新】

・freeeの消費税設定(輸出免税)
・居酒屋こばらがすいたら 焼きさば定食


【昨日の1日1捨】

・古いPCのマニュアル、セットアップガイドの冊子

【お知らせ】
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