価格を設定するときに考えること。
税理士報酬が無料!どんな印象ですか?
「顧問税理士へ支払う報酬が半年無料になります!」
こんな提案を受けると
どんな印象を受けますか?
もちろん報酬を支払う立場
からすると
支払う報酬がなくなるのは
ありがたいことかもしれません。
月額5万円の報酬だったとして、
半年だと30万円。
結構な金額ですし、
ありがたいですよね。
無料まではいかなくても、
顧問契約となれば
最初の半年は
顧問料を半分にする、
なんてケースも考えられます。
それを好意的に受け入れる人も
いると思いますが、
そうじゃない人もいると
思うんです。
無料サービスが向かないこともある。価格の正当性。
税理士の顧問料が一定期間、
無料、もしくは半額だったり。
これって一見、お客様のために
やっているような印象
を受けますけど、
そうでもないんじゃ
ないでしょうか?
無料サービスが
向かないことも
あると思うんです。
価格には
その価格を付けることの正当性を持たせた方がいい
と考えています。
なので、
税理士の顧問料も、
金額に見合った
提案だったり
相談への対応だったり、
数字のチェックだったり
というものがあるからこそ
月額いくらが決まるはずです。
それが、無料とか半額に
なるとどうでしょうか。
顧問を依頼する側からしても、
無料だから、
困ったことがあっても
相談しにくい、
何かをお願いすることは
できない
なんて葛藤が生まれます。
すると、税理士側としても
お客様のところで問題が
発生していても
連絡がないまま
時間が過ぎてしまう、
なんてことも起きてしまいます。
価格を下げることで
知らず知らずのうちに
本来の業務が行われなくなる
なんてことにも
つながりかねませんよね。
まとめ
価格にはその価格を付ける
正当性を持たせる。
サービスを利用する側としても
最初にそのサービスと価格の
妥当性を確認する。
そして、
サービスを提供する側が
その価格に見合った価値を
提供する。
後から後悔しないように
最初に考えておきたい
ことですね。
【編集後記】
自宅のある箇所が
壊れていたので、
リフォーム会社紹介
サイトなるものを
利用してみました。
見積もり依頼とともに
壊れた箇所の写真も
送ったのですが、
すぐに連絡があり
今後どうすればいいかを
教えてもらうことが
できました。
クイックレスポンスかつ
的確な提案。
信頼が高まる対応ですね^^
自分も気を付けないと(^^;
【昨日の1日1新】
・リフォーム会社紹介サイト
【昨日の1日1捨】
・古くて使わなくなったネクタイ