部門別会計、採用していますか。積極的に取り入れ実態をつかむ。

実態が分かる数字にしたいですね。

20210201

好きなときに部門を追加できるメリット

お客様にはマネーフォワードクラウドや
freeeといった会計ソフトをご利用頂いています。

この2つのソフトに絞っている理由は
いくつかあるのですが、
その1つがで

お客様と税理士が同じデータを共有していて同時にアクセスできる

というものです。

お客様の経理担当者の方が
取引を登録している間にも
社長や税理士が同じ
会計データにアクセスして
データの確認や修正をしたり
設定の変更、なども
できるわけです。

同時に操作ができて、
設定などもすぐに変更できること
は大きなメリットです。

社長との打ち合わせの中で
新規事業への取り組みが分かれば
すぐにその場で「部門」を追加して

新規事業だけでの利益を確認していきましょう

という話しにもなります。

部門別会計、採用していますか。積極的に取り入れて実態をつかむ。

経営者からすれば
会社全体での売上、利益だけ
を確認するのではなく、
また、
店舗ごと、事業ごとの売上だけ
でなく原価や経費を確認して
それぞれの利益を把握したいですよね。

店舗別の売上だけを集計したとしても
それぞれが黒字か赤字かは分かりませんよね。

そんなときこそ

積極的に部門別会計を取り入れて実態をつかむ

ようにしたいものです。

部門別会計を取り入れて、
会計ソフトに取引データを登録する際に
1つ1つ店舗や事業といった部門別に
取引を登録していくわけです。

それによって
初めて店舗別、事業別の利益がわかり、
それぞれの今後の計画を立てる
基礎データにもなります。

会計ソフトによっては
上位のソフトに切替えないと
部門別会計ができない
ものもあります。

会計事務所から部門別会計を
採用することについて
ストップが掛かるかも
しれません。

それでも
どんなデータが必要かを
考えてみましょう。

部門別の会計で利益の把握が
必要であれば、
部門別会計を採用できる
環境を用意していきたいですよね。

少なくとも
マネーフォワードクラウドやfreee
をお使いのお客様とは
柔軟に部門を追加し、
必要がなくなった部門は
使わないようにする。

こういったことをしながら
部門別に業績を確認することができて、
部門別にこれから何をするかを
考えるきっかけが生まれています。

クラウド会計で部門別会計を採用するために行うこと

部門別に経理を行っていく、
となると当然、経理業務の負担は増えます。

1つのモノを購入した

という取引についても
それがどの部門で発生したものか、
を確認して
仕分けをしないといけません。

そこで、
クラウド会計を利用する前提で、
店舗や事業といった部門毎に

・インターネットバンキングの口座を用意する

・別のクレジットカードを用意する

・小口現金の管理も分けてExcelの出納帳も部門ごとに作る

といった環境をつくっていきます。

こうすることで

普通預金のA口座のネットバンキングから
取り込んだ取引は原則、A部門の取引、

普通預金のB口座のネットバンキングから
取り込んだ取引は原則、B部門の取引、

と分けることができ、
クラウド会計の機能でそれぞれの部門の取引と
判断させることができます。

会社や事業全体の数字を見ても
実態がよく分からない。

そんなときは
部門別会計を採用してみませんか。

【編集後記】

昨日は息子達と3人で
神戸空港見学と
こうべ動物王国へ
行ってきました。

密にならない環境で
できることを
やっていきたいですね。

【昨日の1日1新】
・神戸空港

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