部門ごとの利益を把握するために土台を作る

せっかくなら個別の利益を確認しませんか

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会計ソフトの初期設定は重要任務

お客様との顧問契約をさせて頂く際に
会計ソフトを変更したい、
自社で会計ソフトを使って
取引の記録を行いたい、
というご要望を頂くケースが
少なくありません。

こうした場合には
新たに会計ソフトの設定から
始めることになります。

会計データをどのように
登録していくか、
誰がどの部分の会計データを登録するか、
会計データのもとになるデータは
どこから集めてくるのか。

など、どんな設計にするかで
業務量が変わったり
会計データが完成するまでの
時間が変わったりもするので、
会計ソフトの初期設定は
重要任務でもあるんです。

部門ごとの利益を把握するために土台を作る

会計ソフトでどのような初期設定をするか、
を考えていくときに
よく提案させて頂くことの1つが

部門管理

です。

部門管理の部門とは、
企業全体だけでなく、
特定の部門ごとに
売上や原価、利益を把握するための
集計単位のことになります。

多店舗展開の飲食店や小売店であれば、
A店、B店、C店とそれぞれの店舗を
1つの部門として登録して、
1つ1つの取引について
部門のコードを設定することで
各店の売上や利益を把握できるように
なります。

多店舗展開をしていなくても
1つの企業で
全く異なる複数の事業を
行っている場合でも

部門管理

は有効です。

それぞれの事業の売上だけでなく
利益まで把握できるようになれば、
自社の課題はどこにあって、
これから何を伸ばしていけばいいか
も確認できるようになります。

部門管理をしていないと、
どの事業が儲かっていて
どの事業が儲っていないか
も分かりませんよね。

部門管理が
部門ごとの利益を把握するための
土台になるわけです。

手間が掛かることなので外部から働きかける

ただ、
部門管理をするかしないかによって
経理処理の負担が大きく変わるという
問題があります。

1つ1つの取引について、
これはどの部門の取引かが
分かるようにしないといけません。

さらに、
複数の部門にまたがって発生する経費は
それぞれの部門にどうやって配分するのか
のルールだって決めないといけません。

経理担当者だけで、
社内のメンバーだけで、
取り組むことには
ハードルがありますよね。

手間が掛かることではありますが
経営には役立つデータができるので
外部から働きかけてでも
必要性を理解していただき
取り組んでいきたいことです。

【編集後記】

AirPodsProを使うとどうも
耳がかぶれてしまうので、
AirPodsProをあきらめて
AirPodsに戻りました。

リモートワークが増えた
去年ごろから
AirPodsProの装着時間が
長くなってしまっていたので
その影響ですね。。

【昨日の1日1新】
・AirPodsとWindows10ペアリング

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