失敗の数も糧になりますよね
判断することと判断していただくこと
お客様からのいろいろなご相談の中に
「○○をした方がいいかどうか」
「△△はいいか?悪いか?」
というように判断を求められるような
内容のご相談を頂くことがあります。
この時にそのご相談をそのまま受け止めて
「○○をした方がいいかどうか」
「△△はいいか?悪いか?」
をすぐに答えないようにしています。
なぜ、相談を受けているにも関わらず
すぐに答えないようにするか。
税理士として顧問をしている、
相談業務を受けている
のであれば
相談に答えることが仕事
と考える方もいらっしゃるかも
しれません。
けれど、
内容によって誰が判断するべきものか
は変わりますよね。
税理士が判断するべきものではないこと
だってあるわけです。
例えば、
新たな人の採用をした方がいいかどうか
という内容であれば
外部の人間である税理士が答えるもの
ではありませんし
経営者自身やその事業で携わる社員の方々
が決めることです。
判断することと判断していただくこと
を見極めることが最初に行うこと
になりますよね。
判断力の精度を高めるためにも判断の機会を増やす
お客様からのご質問を頂いた時に
判断することと判断していただくこと
を最初に見極めて判断すること自体
も1つの判断になります。
すぐに判断ができない場合には
さらに追加の質問をしたり、
その相談によって得たい結果
が何かを確認します。
お客様自身が判断するべきもので
あることが分かれば
こちらが判断することを止めて
判断して頂くために必要なことを集める
ようにしています。
どんな結果を希望しているのか
何を実現したいのかを確認しながら
判断に必要な材料を一緒に集めて
判断につながるような思考の整理
に力を入れるようにします。
もちろん、
中には専門的な分野で
こちらが判断が必要な内容だってあります
税金の法律に照らし合わせて
できる、できないがはっきりしているもの
は税理士側が判断するべきものです。
どちらが判断するべきもの
であったとしても
判断する機会が増えれば増えるほど判断力は高まる
と考えています。
「判断力の高さ」
とは、
判断した結果がうまくいくこと
だけでなく
判断するまでのスピード
が関わるものだと個人的には
位置づけています。
いくら正しい判断ができたとしても
判断するまでの時間が掛かり過ぎていたら
どうでしょうか。
正しい判断に基づく行動をしたとしても
いい結果が生まれないなんてこと
にもなりかねません。
判断するまでのスピードが早い
からといって判断を間違うこと
だってあると思います。
けれど、素早い判断であれば
その判断が間違っていれば
すぐに方向転換、やり直しをすること
だってできるはずです。
そうしたことも含め
判断する機会が増えれば増える程、
判断力を高めることが
できるのではないでしょうか。
自ら判断するを決断すること
誰が行動することで
誰が責任を負うことか。
こう考えると誰が判断するべきことか
も見えてくるようになりますよね。
相手が判断することであれば
相手が判断して相手が行動すること
です。
一方で、
自ら判断して行動しないといけないこと
もありますよね。
まずは
「自ら判断する」
と決断すること。
他人に判断を任せてしまっていることはないか
気を付けたいものです。
【編集後記】
昨日の朝は歯科医院へ。
前回7月に診断を受けて約3ヶ月後の経過観察でしたが
歯ぐきの状態が良くなっていて
懸念していた箇所も状態が良くなっている
とのことでした。
診察が終わるまでは少しドキドキ
していましたが何事もなく、
クリーニング等で終了したので
あっと言う間に診察も終わりました。
この状態をキープして
いかないといけませんね。
【昨日の1日1新】
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