数か1つあたりか。
売上を増やしたいと言われたら・・・
売上を増やしたい。
多くの経営者の方が
考えることだと思いますし、
どう売上を増やしていこうか、
というお話しをお聞きすることも
少なくありません。
「とにかく売上を増やしたい」
という方もいれば、
「この売上金額を確保したい」
と目標が明確になっている方も
います。
あとは、
「この客単価は達成したい」
と売上の構成要素に着目されている
方もいると思います。
「とにかく売上を増やしたい」
とだけ考えているよりも
「達成したい売上目標」
「実現したい客単価」
「実現したいお客さんの数」
のように、
まずは目指す目標を
ハッキリさせている方が
売上アップも実現しやすくなります。
「売上を増やしたい」
と言われても、
売上を増やす専門家ではないので、
「売上を増やすための目標」
をよくよくお聞きしています。
売上を増やす順番。どちらから。
実際に売上を増やしていこう。
そう考えるときには
売上を増やす順番
があります。
売上は
お客様の数(客数)
と
1件のお客様ごとの単価(客単価)
に分かれますよね。
客数 × 客単価
で売上金額も決まるわけです。
つまり、
売上を増やそうと思うと
客数を増やす
客単価を増やす
客数と客単価の両方を増やす
のいずれかの手段を取ること
になります。
もし、事業を始めたばかりで
まだまとまった売上金額がない。
そんな状況であれば、
まずはどんな手段を取るでしょうか。
1人、1社でも多くのお客様との
契約を増やそう、
1件でも多くの契約を取ろう、
1点でも多く販売できるようにしよう。
と、客数を増やすことを
考えていないでしょうか。
でも、
客数を増やすこと
に取り組む前に
まずは
客単価を上げること
を考えた方がいいです。
お客様や契約の数、
販売点数を増やすために
低めの価格を設定すると
どうでしょうか。
既に契約したお客様に
対して価格を上げることは
難しいでしょうし、
お客様の数や契約数が
多ければ多いほど
その対応に追われる
ことになりますよね。
売上を増やしたくても
増やせない状態に
なりかねません。
先に、
単価、価格を上げることを
考えるとどうでしょうか。
価格に見合った価値を
提供することはもちろんですが、
価格を先に上げることができれば
客数、契約数を増やさなくても
目標の売上に近付くことが
できますよね。
お客様を増やすことは
お客様次第、
つまりの相手次第ところが
あります。
一方で
どんな価値を提供して
どんな価格を設定するかは
こちら側で決めることが
できますよね。
単価は価値によって決まる
売上を増やすためには
客数を増やすことよりも
客単価を増やすことから
スタートしたほうがいいです。
単価を増やすといっても
ただ価格だけを高くすればいい
わけではないですよね。
あくまで
どんな価値を提供するかで
価格、単価が決まるわけです。
どんなことが価値になるのかを
考えれば考えるほど
単価が上がり、目標の売上にも
近付きますよね。
【編集後記】
このところ、
お客様や関わりのある方から
設定された目標をクリアしたり、
新たなところで結果を出されたり、
といったご報告を受けることが
多いです。
そういった報告を頂けることが
とても嬉しいですし、
そういった方々へもこちらから
新たな報告ができるように
したいですね(^^)
【昨日の1日1新】
・あるシステムからの法人税、地方税のダイレクト納付指定