ギャップが生まれる要因があります。
社長と社員の間にある意識のギャップ
社長と社員の間には
意識のギャップがあります。
特に会社のお金のことになると
なおさらです。
社長は会社にあるお金の残高や
毎月の支払いができるかどうか
常に心配しています。
一方、社員はどうでしょう。
与えられた仕事をし、
目標の営業成績を残すことを目指し、
そして給料を受け取ります。
会社にいくらお金があるかや
毎月の支払いでどれだけお金が
出ていくかなんて心配しませんよね。
経理担当者を除いて。
で、社員が心配しないかというと
そうでもないと思うんです。
そもそも、お金の残高や
毎月いくらのお金が出ていくかという
情報を知らないから
心配しようがないんです。
社長と社員では持ってる情報量が
が違います。
だからこそ意識、危機感のギャップ
が生まれますし、
生まれて当然ですよね。
従業員が分からない借入金の存在
会社が金融機関からお金を借りていれば、
そのお金を返済しないといけません。
会社から出て行くお金の中でも
大きな割合を占めることがあるのが
借入金を返済していくお金。
しかも、借入金を返済するお金は
どこから出て行くかというと、
会社の利益からです。
毎月20万円の返済があるのであれば、
毎月20万円以上の利益を稼がないと
いけないということ。
でも、
この毎月20万円の返済の事実って
社員は知っているでしょうか?
個人的な印象ですが
社員がそこまで知っているケースは
多くないです。
社長は毎月20万円の返済があるので
毎月20万円以上の利益を稼がないと
いけない、そう考えます。
社員は毎月20万円以上の利益を稼ごう、
そう社長から言われてもピンと
こないですよね。
なぜ、利益目標が20万円なの、と。
別に赤字にならなければ大丈夫じゃ
ないのと思うかもしれませんよね。
社員が借入金の存在が分からないと
こんなギャップが生まれるんです。
伝えることができればいくら稼げばいいかも共有できる
逆に、社員も借入金のことを
理解していて、
毎月、借入返済額以上の利益が
必要ということを理解していれば
どうでしょうか?
毎月20万円以上の利益を稼がなければ
借入金の返済ができなくなる、
自分たちの給料にも
影響がでるかもしれない、
そう考えますよね。
ここで初めて社員にも
社長と同じ危機感が生まれます。
社員に危機感を持って欲しい、
そう考えるなら、
危機感を持つための情報を
伝えることが必要です。
借入金の返済の情報を伝える
こともその一つになりますね。
【編集後記】
私自身も従業員の立場のときは
会社がどれだけ借入して、毎月
返済しているかなんて
分かりませんでした。
なので、いくらの利益が必要かも
さっぱり分かりませんでした。
意識のギャップを埋めるには
情報量のギャップを埋めないと
いけませんね(^^)
【1日1新】
・やさしいダイズ ハニーナッツ味
【1日1捨】
・事務所にある商品カタログ