伝えることばできる場所はありますか
困っていても伝える相手がいない
経営者の方から
「これまで困っていることを相談できる方がいなかった」
とおっしゃって頂くことがあります。
社員に話ができるような
ことではなく
同業他社の経営者に対しても
本音では話しができないこと
があった場合に
誰に相談できるか。
税理士とは定期的な面談が
あって経営面での相談を
している。
とはいっても、
数字に関わることが中心なので
それ以外のこと、
例えば、社員に関する
人事、労務の問題については
相談してはいけない分野。
と考えておられる方も
いらっしゃいます。
困っていることがあったとしても
相談できる相手がおらず
自分の中だけで解決策を考えて
行動することは
大変なことですよね。
困っているときに困っていると伝えることができる場所
解決できるかどうかは別としても
困っているときに困っていると伝えることができる場所
があるだけでも
精神的なストレスは
変わりますよね。
たとえ数字や税金に関する内容
でなかったとしても
お困りのことがあれば
お話しを伺うようにしています。
解決できる課題かどうかは別として
まずはどのようなことで
困っておられるのかを
教えて頂きます。
そして、
どのような状況になれば
その困っている状況を回避できた
状態になるのかを確認します。
現在起きていることを誰か話す
だけであったとしても
人に伝わるように話すことで
頭の中が整理されることも
ありますよね。
それまで誰にも相談していない
内容であればあるほど、
人に話す、という行為を通じて
その課題が整理されていきます。
さらに、
話しを聞いた人から質問を受ける。
「それは○○が□□になっているということですか?」
「□□になった原因はどのようなことが考えられますか?」
質問を受けることで
これまで考えていなかった角度から
その課題を見ることができる。
こうしたことを繰り返していくうちに
お困りごとの解決策が見えてくること
も少なくありませんよね。
困っているときに困っていると伝えることができる場所
があるだけで
精神的な負担を和らげるだけでなく
よりよい解決策が見つかることが
あります。
困っていることを早く伝える
早期発見、早期解決。
病気であれば
早期に発見して
早期に治療した方が
より早く、より短期間に
治すことができますよね。
事業を行う上での課題も
同じだと考えています。
早期に課題を認識して
早期に解決する方法を考え
行動することで
より早く解決につなげる。
そのためにも
困っていることを困っていると
早く伝えることができる環境を
持っておきたいものです。
【編集後記】
昨日は滋賀県の
滋賀県希望が丘文化公園へ。
去年の今頃は
来場者も少なかったのですが
今回は来場者も多く、
それだけで楽しい雰囲気が
高まりますね。
この状況が続いて欲しいものです。
【昨日の1日1新】
・とある特殊車両