選択肢や視野を広げるために。
これからの取り組みに対する判断材料
経営の意思決定は
お客様である経営者の仕事。
税理士としての立場や
経営をサポートする立場の者が
意思決定をすることはありません。
「○○はどうされますか?」
とたまに
こちらの判断を求められること
もありますが、
「□□の前提であれば、△△の理由で、◇◇の判断もできますね」
とあくまで判断材料を
提供するようにしています。
これから取り組むかどうか
を検討されていること
に対して判断材料を提供して
選択肢を広げて頂いたり、
異なる着眼点を持って頂く。
あくまで
意思決定の後押しをすることが
役割だと考えています。
いつでも判断材料を提供できるように。数字を見る立場からできること。
お客様との打ち合わせの時間は
税務に関わる手続きのことや
ソフトやPCなどのITに関わる話し
になることもありますが
ほとんどが経営に関する議題に
なります。
決算までの見通しや
計画と実績の差異を確認しながら
これからの取り組みについて
確認をする。
現在起きている問題や
これから想定される課題に対する
解決方法を検討する。
こんなときに
数字を見る立場としてできることは、
数字に基づく判断材料を提供すること
です。
しかも、
それをいつでも提供できるように
しておく必要があると考えています。
設備投資をする上で
いくらの借入をするべきか。
人の採用をすることによる
人件費、利益への影響は
どれぐらいか。
新規事業を実施しても
投資資金を回収できるかどうか。
打ち合わせの議題を共有していたり
メッセージツールで
質問を受けていたりするので
事前に必要な計算をしたり
図解をするためのExcelシートを
作成しておくこともあります。
そうした準備がなくても
手書きで利益の構造を書いて
判断材料を提示することもあります。
数字に基づく判断材料があれば
根拠をもって「する」「しない」の判断や
「あとどれくらい」を確認することが
できますよね。
判断材料になるように経理の情報を整える
数字の判断材料を提供するためにも
経理の情報として実績の数字が
必要になります。
完璧なデータではなくても
会計ソフトをみれば
最新の業績を確認できる。
そんな状況を作っておきたいですね。
【編集後記】
昨日は午前は
Zoomでの経営ミーティング、
午後はZoomをつないでの
経理業務のフォローでした。
移動時間がないと
1日2件のアポイントでも
無理なく進めることが
できますね。
1日2件が限界ですが。。
【昨日の1日1新】
・とくになし