土台ができるとあとは流れに任せます
数字の根拠がないから実行できない
関わらせて頂いてまだ間もない
お客様からお伺いする話の1つが
「これまで数字に基づく判断をする機会がなかった」
ということです。
会計ソフトにデータを登録すること
は行ってきたが、
あくまで税務署への申告のため
税理士事務所からの指示に基づき
行ってきたことなので
そのデータを振り返って
意思決定する機会がなかった。
数字の根拠ははっきりしたもの
ではなくなんとなくでしかなかったので
これまで判断してきたことも
なんとなくの不安を抱えながらの判断
になっていた。
あるいは
数字の根拠がなかったため
実行したいことがあっても
実行できなったことがあった
というケースもありました。
数字に基づく判断ができる土台づくり
税理士としての立場、
あるいは経営のサポートを
行う立場として
共通して行っていること
があります。
それは、
実績の数字、計画の数字、
シミュレーションした数字
など経営に関する数字を
明らかにしていくことで
数字に基づく判断ができる土台を作ること
です。
定期的に経営の数字に向き合い
・取り組んでいることが予定どおり進んでいるか
・軌道修正が必要ないか
・新たにチャレンジしたいことができる環境にあるか
を確認し、次の行動に向けた
意思決定を行うこと。
そのためには
定期的に数字を確認する機会を作ること
意思決定に必要な経営数字のデータを整えること
が必要になります。
けれど、
経営者が自分自身でここまでのこと
に取り組むことまで手が回らない、
数字に苦手意識があるので
自然と避けてしまっている。
こうしたケースが少なくありません。
自らの意思や行動よりも
環境を整えることに
取り組んでみる方法もありますよね。
出来上がった環境はそう簡単に変わらない
定期的に数字に向き合って経営判断を行う
こうした環境は一度整えることができれば
そう崩れることはありません。
現状や見通しの数字を確認して
数字を根拠に意思決定を行うことで
実際の判断や行動も上手くいく確率も高まり
自信や安心にもつながります。
そうした自信や安心につながる環境を
まずは整えることから
取り組みたいですね。
【編集後記】
昨日の午後のお客様のところでも
現状と決算の見通しの数字の確認を行って
これから必要なことを確認しました。
見通しの数字があるとそれに従って
あとは実績の変動を追いかけていく
だけになりますね^^
【昨日の1日1新】
・とくになし