選択してもらえる機会を増やせるかで提案や課題解決の成否が決まる

選択できずに止まっていることはないですか

20220901

モノゴトの判断ができない原因

Aを選ぶのかBを選ぶのか、
何らかのモノゴトの判断
が必要な場面であるにも関わらず
判断ができない状況に遭遇すること
はないでしょうか。

判断しないといけない場面
であるにも関わらず
判断ができない状況が起きる理由
の1つが

判断に必要な情報が不足していること

ではないでしょうか。

それぞれの選択肢に
メリット、デメリットがあり
どちらかを判断するために
決定的な差になる情報がなければ
選択する思い切りがあるかどうか
という話しになってしまいますよね。

選択してもらう機会をどれだけ増やせるか

税理士としての関わりだけでなく
経営のサポートをさせて頂く関わりも含めて
経営者の方に選択をしてもらう
場面が少なくありません。

いくつか選択できる手段があるときに
どの手段を選ぶか。

税金に関する判断であれば、
税額がどう変わるかという側面だけでなく
手続きや日々の業務に及ぼす影響
だってあります。

この方法を採用することで
税金の負担は減ることになるけど、
日々の手続きや保管する書類が増えるので
手間が掛かることは明らか。

税金の負担を減らすために
手間が掛かる手続きを採用したことで
残業時間が増えてしまって、
税金の減少額以上に、
人件費が増えてしまった。

となれば本末転倒ですし、
そもそもこの状況が見えていれば
判断を下すことも
できなかったりしますよね。

このような状況であっても
どちらかを選択するためには
更なる情報が必要になります。

新たな手続きを採用することで
日常的な手間は増えるけれど、
税金の負担を減らすことができるのは明らか。

さらに、
日常的な手間が増えることも
○○を導入することで
省力化することができる。

と更なる情報があれば、
判断ができるケースもありますよね。

あるいは、
更なる情報がなかったとしても、
本来の実現したかったことは何か、
などその判断の先にある目的
を確認することで
判断ができることもあります。

判断ができることでモノゴトが動き出す

モノゴトの判断ができないまま
保留となっている状態が続いている。

悩み続ける時間が続いている間は
判断が必要なことについては
何も変化が生まれず、
その判断に関わる人の行動も
止まってしますよね。

判断が必要なことについて
判断が出来るように
情報を集める、
目的を再確認する、
前提や仮説を立てて判断することで
判断の後の行動につながるように
していきたいものです。

【編集後記】

昨日は夕方から夜にかけて
お客様へインボイス制度の
説明を行いました。

今後の消費税負担の試算や
メリットデメリットを
お伝えしながら
選択肢をお伝えすることで
その場でのご理解、ご判断に
つながりました。

インボイス制度への移行にあたっては
自社への影響だけでなく、
取引先への影響も理解する必要があるので
事業を見直す機会になるケースがありますね。

【昨日の1日1新】

・カフェテラストリコロール
・つなぐ食堂

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