どのように効率化させるかも変わります
クラウド会計で効率化したい・・・にも理由がある
クラウド会計を採用して業務の効率化を進めたい
顧問契約をさせて頂く前の
お客様からそのようなご要望を
お聞きすることがあります。
ただ、その中でも
理由はいくつかに分かれます。
決算、申告を目的にした
経理の業務負担を減らしたい。
という理由もあれば
日々の経理の負担を減らすとともに
数字に向き合っていきたい、
という理由もあります。
そのほか、
オンライン中心の業務に切り替わったため
会計ソフトもクラウドに切替えたい。
あとは
会計ソフトにはこだわりがないので
お任せしたいけれど、
より効率的に経理ができた方がいい。
というケースだってあります。
何のための効率化か目的を明らかにしてから取り組む
お客様にクラウド会計の導入を
サポートする際、
お客様がどのような目的を達成したいか
を確認するようにしています。
経理の負担をとにかく減らしたい
のであればいかに効率化できるか
だけを追求すればいいわけです。
経理の負担を減らすだけではなく
経営判断に必要な情報をタイムリーに得られるようにしたい
のであれば、
多少、負担が増える手段を選ぶ
ことも出てくることになります。
部門管理を採用したり、
補助科目で細分化したり、
管理する項目を増やす判断も
必要です。
タイムリーに経理を進めるために
負担が増えることも出てきます。
経営判断に必要な情報を
タイムリーに得るために必要なこと
には取り組みながらも、
それ以外で効率化できる手段を
探して採用することを
考えないといけません。
何のために経理業務を効率化させるか
目的の見極めが欠かせませんよね。
手段が目的化しないように
とにかく
経理業務の効率化を目指そう!
というように
手段が目的化してしまうと
本末転倒ですよね。
手段の前の目的が何かを
見失わないように。
目的を見極めることなく
手段を実現することに
注力してしまわないように
気をつけたいものです。
【編集後記】
換気の重要性の話しを
最近よく聞くようになってきたので
早速、事務所用のサーキュレーターを
注文しました。
これからの秋、冬に向けて
できるかぎりの対策は
取っていきたいですね。
【昨日の1日1新】
・京都釣鐘屋本舗 芭蕉