選ぶ楽しみが苦痛にならないように。選択肢を増やしすぎない。

どれを選べばいいのやら、とならないように。

20201015

メニューが多すぎると選んでもらえない

飲食店の経営者の方と
こんな話しをすることが
ありました。

「現場ではお客様に喜んでもらおうとメニューの数を増やそうとするけど、メニューが多すぎると逆に選んでもらなくなりますよね」

レストランで
どのメニューを注文しようか
考えるときに
メニューの数が多すぎると
どれを選べばいいか
迷ってしまうものです。

なんとか1つに絞って
あるメニューを注文した後で
それよりも食べたい
メニューが見つけてしまうと
がっかりしますよね。

お店側としては
いろいろなメニューを用意することで
お客様の好みにあったものを提供できる、
と考えていたとしても
メニューの数が多すぎると
不満につながりかねません。

選ぶ楽しみが苦痛にならないように。選択肢を増やしすぎない。

せっかく選ぶ楽しみを
用意しようと思っていても
それが苦痛に変わる。

そんなことは避けておきたい
ところです。

税金の制度を踏まえた対策について
ご相談を頂く場合にも
注意しないといけないことでも
あります。

「○○制度を導入したいのですが、具体的にどのような方法がありますか?」

こんな相談を受けたときに
選択肢として5つ、6つ、
それ以上の方法を提示しても
どれを選べばいいか
分らなくなってしまいますよね。

ただただ選択肢を提示するだけでなく
その中でよりよいもの2つ、3つに絞って
提示した方が、選択してもらい
やすくなるわけです。

どの方法がよりよいか、
選択肢を絞り込むことにも
価値があるわけです。

選択肢を増やしすぎないようにする。

サービスや商品を用意する側の
立場でも考えておきたいことです。

次から次へと新たなサービスや商品を
生み出していけばいくほど
以前からあったサービスや商品の価値が
下がってしまうことがないか。

常に新しいものを用意し増やし続けることを
価値として伝えるのか、
常に選択肢を絞りこんで、
その限られた選択肢の価値を高めていくのか
よく考えておきたいですね。

選ぶことで結果が生まれる

選択肢を提示しただけでは、
まだ何の結果も生んでいませんよね。

選択肢を提示する立場になったときには
如何に選択してもらって、
何らかの結果につながるようにするか
を考えたいですね。

たとえば、
立派な提案書を用意して
選択肢をいくつも提示することで
喜んで頂けることもあるかも
しれません。

けれど、
選ぶという結果が生まれること
を目指しておきたいものです。

提示した選択肢を選ばないという
結果ももちろん1つの選択です。

【編集後記】

昨日の午前中は
Zoomでの打ち合わせでした。

打ち合わせをしながら
クラウド会計や給与の画面を共有して
説明しながらもその場で仕訳の登録や
ルールの設定なども進めました。

凝縮されて大きな進展のある
打ち合わせになりました(^^)

【昨日の1日1新】

・さらさ麸屋町 – CAFE SARASA テイクアウト弁当

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