向き合う頻度とこだわりの差です。
売上、利益が増えない・・・
「売上がなかなか増えないんです」
「利益がなかなか残りません」
経営者の方からこんな声を
聞くことがあります。
日々、忙しくしているものの
思うような売上、利益を
達成することができない。
要因はいろいろあると
思います。
業種によっては
簡単に新規の売上が増えない、
原価や固定費が掛かる業態で
利益が残しにくい、
というものもあります。
業界全体が落ち込んでいる、
という声もあります。
でも、
売上が増えにくい業種、
利益が残しにくい業種、
落ち込んでいる業界で
勝負しているのは
経営者の方が選んだこと
でもありますよね。
数字、利益に向き合い、こだわる程、良くなる
「売上がなかなか増えないんです」
「利益がなかなか残りません」
とお話しをされる経営者の方には
こんな質問をさせて頂きます。
「目標の売上・利益はいくらですか?」
でも、はっきりした答えが
返ってくることは少ないです。
「だいたい売上が月500万円ぐらいいけば・・・」
と売上目標は漠然とあるものの
利益の目標については
決まってなかったりもするものです。
一方で、
12月の売上目標は600万円、
1月の売上目標は500万円、
2月の売上目標は480万円、
3月の売上目標は550万円、
と月ごとに明確な売上目標が
決まっているケースだと
どうでしょうか。
月々の粗利益はいくら残して、
そこから固定費を引いて
経常利益で○○万円は残したい。
そうすれば毎月の
借入金○○万円の返済をしても
○○万円は手元に残っていく。
経営者の方がここまで
理解できていれば
どうでしょうか?
数字、利益に向き合って、
こだわっていればいるほど、
数字って良くなるものです。
例えば、
売上目標を達成するためには
常に現時点の売上がいくらで
目標までの金額がいくらか、
を確認することになります。
すると、
今月中に売上をあと30万円
アップさせるにはどうすればいいか?
といった発想になりますよね。
毎月の500万円の売上を達成するには、
と考えることに比べて、
あと30万円の売上アップに
何が必要かを考えれば
より具体的なアイデアを考え、
すぐに実行できて結果にも
結び着きやすいものです。
数字に向き合い、こだわるようになるためには
じゃあ、これまでに
数字に向き合わなかった
経営者の方が
数字に向き合い、
こだわるように
なるにはどうすればいいか?
これが難しいところでも
あります。
そもそも数字が苦手だ、
という方が
数字に向き合うわけですからね。
でも、
最低限、1ヶ月に1回、
毎月、数字に向き合う時間を
強制的に作り、習慣を作ること。
その習慣ができれば、
自然と数字に向き合うことが
できます。
さらに、
税理士のような外部の専門家と
一緒に確認するわけですから、
少しでもいい数字を見てもらいたい
と考えますよね。
しかも、
目標の数字をあらかじめ
設定しておけば、
あといくら足りないといった
情報も毎月確認できますし、
何より目標をクリアした!
という達成感が
より数字にこだわる原動力
にもなります。
そんな環境をどうやって
作っていくか、
が私たち専門家に問われるところ
でもありますね。
【編集後記】
わが家にやってきた
Nintendo Switch、
長男はもちろんハマって
いますが、妻も。
マインクラフトというゲームの
やり方を調べながら
長男に教えているうちに
ハマってきたようです。。
Nintendo Switchは使用時間に
制限を掛けることが
アプリでできるようなので、
そろそろ設定をした方が
よさそうです(^^;
【昨日の1日1新】
・ブクログ
・メディアマーカーからブクログへの移行