税金を積極的に支払おうという思考です。
伸びる企業の特徴
多くの中小企業さんの
決算や税金の計算をしたり
経営の数字をチェックしたり
といった仕事をしています。
その中で最近、
確信を感じつつあること
があります。
それは
伸びる企業の特徴は
もしかしてこんなところに
あるのでは、
とうことです。
どんな特徴があるかというと
納税する思考
です。
納税するのは当たり前、
と言えば当たり前ですけどね。
伸びる企業の特徴。納税する思考。
納税思考を持つということ。
どんなことかというと、
・しっかり稼いで、それに見合った税金は支払う。
・税金をしっかり支払えるように事業を伸ばし、売上、利益を増やす。
・売上、利益を増やしつつ、お金もしっかり残して、社員への昇給やボーナスの支給をできるようにしよう。
・できる限り給与やボーナスも増えていくようにしたい。
普段からこんな思考を
するということです。
納税思考の反対はというと、
極端な節税思考
です。
企業の利益よりもお金の残高よりも
まずは税金が少なければいい、
国などには税金を1円でも
支払いたくない。
こんな考え方を持っていると
税金を減らしたいがために
お金を使ってでも
経費を増やそうとします。
減価償却費が増えるからといって
高額のモノを買おうとします。
税金の支払いも減ったけれど
会社のお金も減ってしまった。
会社にお金がないから
社長である自分自身への給料、
社員さんの給料を上げる
といったことができません。
もっと、これを採り入れたら
会社全体の仕事が効率的になったり
将来の売上、利益につながるかもしれない、
そんなモノがあったとしても
設備投資をすることができませんよね。
当然、企業の成長も
難しくなっていきますね。
安心して税金の支払いができるお金を貯める
納税思考を持つためには
安心して税金の支払いが
できるお金が必要です。
先々の決算時点、
納税をするその2ヵ月後
を見通して、
税金を支払ったとしても
十分なお金が残っていることが
分かればどうでしょうか。
税金に対する不安がなくなり、
計画で目標にしている売上、利益
の確保に集中すればいいですよね。
減税制度などの活用については
税理士さんに任せて
経営者は経営者として取り組むべき
ところに集中していきましょう。
【編集後記】
1月の予定もチラホラと
決まり始めてきています。
事務所内で業務をする時間も
しっかり確保しておかないと(^^;
【昨日の1日1新】
・きょうの鉄分ヨーグルト
