税金の納税予測と資金繰り予測はセットで確認する。

税金が支払えるかどうかの確認まで。

20200527

税金を減らそうとすると余計にお金が掛かる

お客さまには
決算を迎える前、
個人であれば11月、12月までに、
会社であれば決算月の前月までに
決算後に支払う税金の見込み額を
報告しています。

あくまで概算の金額ですが、
所得税や法人税の支払額
消費税の支払額を
あらかじめ、支払期限の
3~4ヵ月前から分かっていれば
安心ですよね。

ただ、
事前に税金の支払額
が分かることで、
もう少し、その支払額を
減らすことができないかなとも
考えるものです。

そこで、
税金の支払額を減らす手段で
出てくるのが、

・モノを購入したり

・新たなサービスへの加入

・社員に決算賞与を支払う

といったお金を使う手段
だったりしますよね。

けれど、こうした手段で
税金を減らそうとすると
余計にお金を使ってしまうこと
になるんです。

税金の納税予測と資金繰り予測はセットで確認する

税金の支払額を減らそうと
モノを購入したり、
新たなサービスに加入したりして
お金を使うことで
税金の支払額は確かに減ります。

ですが、
何もせずに税金を支払うよりも
余計にお金を使ってしまう結果
にもなりかねません。

税金を払ってお金を残すか、節税してお金を減らすか。基準はお金か税金か。

https://balance-blog.com/tax-reduction-strategy

そんなことにならないためにも

税金の納税予測と資金繰り予測はセットで確認する

ことが欠かせません。

例えば、

3月決算の会社が5月の申告時期に 
100万円の納税が必要になることが分かれば、
5月の税金の支払時に
お金がどれだけ残っているかも
同時に予測を立てるわけです。

100万円の税金を支払うときに
100万円しかお金が残っていない
ようであれば
税金を支払う前に
お金を用意しないといけませんよね。

もし、
100万円の税金が高いからといって、
決算までに100万円の経費を使ったら、
税金は70万円に減るかもしれませんが、
税金を支払うときには
手元のお金は 0
ということになりかねません。

手元のお金は 0 にも係わらず
70万円の税金を払わないといけなく
なるわけです。

こんなことにならないためにも
税金の支払予測をするとともに
資金繰りの予測も同時に
行うようにしましょう。

納税しながらお金を貯める

余計な経費やモノの購入で
税金を減らそうとすることなく
納税をするからこそ
お金も貯めていくことができます。

税金を無理に減らさない方が
手元のお金が増えることを
数字で確認できれば、
無理に税金を減らそうとも
考えませんよね。

税金の予測をする際には
資金繰りの予測もセットで
行っていきましょう。

【編集後記】

持続化給付金の入金のご連絡が
増えてくるとサポートした
こちらも嬉しいですね。

あとは各市町村の支援金や
コロナ対策の融資の入金を待ちつつ、
これからの対策に取り組んで
頂かないといけませんね。

【昨日の1日1新】
・特になし

【お知らせ】
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