計画を立てることで集中できます。
12月決算の会社や個人事業主の場合は今のうちに計画を
1月に入って個人事業主の方と
お会いするときにやることが
あります。
確定申告に向けてご準備頂く
資料の確認と
今年1年間の見通しを確認し
計画を立てることです。
確定申告はまだ終わっていないので
前年の利益は確定してませんが、
今年はもうスタートしているので
今のうちに今年の計画も立てて
おきましょう。
本当は新年度がスタートする前の
12月中に計画を立てるのが理想ですが、
12月が繁忙期となる業種であれば
そうもいかないですよね。
そうであっても
遅くとも1月には取り組んで
おきたいですね。
1年間の利益とお金の計画を立てることはナビのルート設定と同じ
車に乗って遠出をするときには
カーナビでルート設定をしますよね。
車じゃなくても、
Googleマップで経路の検索したり、
電車の乗り換え案内を調べたりと
どこかへ行くときにあらかじめ
ルート設定をすることが
当たり前になってきました。
ルートや乗り換えを調べずに移動すると
不安になります。
事業の計画を立てて
1年間の利益とお金を見通しを
立てることも
ナビのルート設定と同じです。
1. 目的地設定からスタートする
カーナビでルート案内をする時には
まずどこへ行くかの目的地を設定
します。
事業計画でも同じです。
1年後に
どれだけの利益を獲得したいか、
どれだけの売上を獲得したいか
どれだけのお金を残したいか。
これを考えないと
計画を立てられないですよね。
計画を立てて、
今年の売上目標○○円、利益目標○○円、
○○円のお金を残す、
と決めることで1年後の目的地設定が
できます。
2. 目的地に向かう経路が決まる
目的地が決まると、
自然とそこへ向かう経路が
決まります。
カーナビであれば自動で
ルートが設定されますよね。
どこのインターチェンジから
高速道路に乗って、
分岐が来たらどっち方面に
進むのかが決まります。
事業計画では、
自分でこの経路を考えていきます。
当然これまでの実績はあるので、
売上や経費の見込みは
分かるはずです。
その見込に加えて
目標の売上を達成するために
いつ人を採用して、
設備投資はいつ行って、
どれぐらいのお金がいるのか、
を決めていきます。
途中でお金が足りなくなりそう
だから金融機関から借入れを
しないといけないとか、
見通しを立てることができます。
目的地に向かう経路が決まれば
安心ですよね。
3. 集中できる
車を運転する前に
カーナビの目的地を設定して、
目的地へのルートが決まれば、
あとは運転に集中するだけですよね。
事業計画も同じです。
計画を立てて
1年後の売上、利益、お金のゴールと
それを達成するために
いつ、どこで、どれぐらいのお金で
何をするかが決まれば
あとは本業に集中するだけです。
1ヵ月に1日だけ時間を取って
毎月の実績と当初の計画を比べて
予定どおりかどうかを確認すれば
いいですよね。
予定より早く目標に到達できそうなら、
また新たな事を考える。
予定より遅れているようであれば
挽回する方法を考えたり、
ゴールを見直せばいいです。
事業計画を立てるメリットは
本業に集中できることです。
税理士とも計画を共有するとメリットがある
事業計画は経営者が考えることですが、
その計画を税理士とも共有することを
お勧めします。
計画の数字に無理がないかチェックを
受けることができるでしょうし、
利益やお金の予定が分かれば
節税の提案などもしやすくなります。
また、計画を一緒に作るようにすれば
経営者は達成したい売上や利益目標、
人の採用や設備投資の予定だけを考えて、
それに合った計画の数字部分を考えて
もらうことができます。
まとめ
今年の利益とお金の計画を
まだ作っていないという方は
早めに取り組みましょう。
もう年度の途中で
半年が経過してしまった。
そんな場合でも遅くはないです。
今から決算に向けての計画を
作ってみましょう。
【編集後記】
昨年から
経営者の方と一緒になって
先1年間の利益とお金の計画を作る
キャッシュフローコーチングという
サービスを始めています。
経営者の方から1年間の予定をお聞きし
一緒に考えながら
利益とお金の計画を作ります。
この計画どおりにいけば
利益が残せて、お金も増える
ことが分かると
明らかに不安が減りますね。
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