サービスの価格に着目すると提供するものが変わる

価格と価値の関係性

20220713

サービスの価格設定はどう決める

人が動いて何かのサービスを提供する

こうした事業の場合、
そのサービスの価格は
どうやって決めるでしょうか。

1人の人がそのサービスに何時間
従事したのかという労働時間と
その人に対する時間単価を
掛けて計算するケースが
代表的な例ではないでしょうか。

1時間あたり5,000円
1日あたり30,000円
1ヶ月80万円

こうした単価、見積りの時間数を
もとに見積価格を提示するパターンです。

確かに分かりやすく計算もしやすい
ことはメリットですね。

提供するものは労働ではなく価値

時間あたりの単価に時間を掛けて
サービスの価格を計算する方法は
計算する側、そのサービスを受ける側
双方にとって分かりやすい
というメリットはあります。

ただ、時間と単価を掛け合わせて
価格を考える場合に気をつけること

提供するものが労働である

という意識が強まってしまうこと
にあると考えています。

何時間、時間を掛けたから
どれだけの人数で取り組んだから
という根拠で価格を提示する
となると

相手にどんな価値を提供できたのか

は関係なくなってしまいます。

どんな価値を提供できたかは別として
かけた時間、かけた人数で
売上金額が決まっていくわけです。

仕事を依頼する側から見ても同じです。

どんな価値を提供してもらえたのか
とは別に何時間、どれだけ仕事
をしてもらったのかで価格判断をしていまい

どんな価値の提供を受けることを望んでいるか

という視点を失いかねませんよね。

見えないからこそ価値を高める努力

時間や人数といった誰にでも見える材料で
価格を計算することは簡単です。

そうではなく提供できる価値に着目して
価格を決定しようとすれば、
自然とその価値を高める努力が
必要になりますよね。

しかも時間や人数といった指標
では見えることなく、
結果として形になるタイミングも
いつ表われるかも分かりません。

価値を提供できたか、できているか
を追求するためにも
価格を追求することが
必要になりますね。

【編集後記】

昨日のランチは
最近事務所近くでオープンした
生姜料理専門店へ。

ボリュームのある生姜焼きに
さらに生姜が添えられていて
食べ応えがありつつもさっぱりした
後味があって美味しく頂きました。

その他にもランチメニューがあるので
また訪れたいと思います。

【昨日の1日1新】
・by GINGER 本気のジンジャーポーク

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