ゴールに到達すればいい、わけじゃありませんよね。
ゴール設定はよく聞きますが…
「目標売上は○○万円」
「3店舗は出店したい」
「50人規模の会社にしたい」
設定されているゴールのお話は
経営者の方からもよく伺います。
そして、
そのゴール達成のために
どんな取り組みをされているのか、
というお話も伺います。
目指すところが
ハッキリしていると、
それに向けた行動にも
つながりやすいですよね。
一定の売上目標をゴールとして
設定しているのであれば、
売上を増やすこと
を考えてとにかく行動すれば
いいわけですしね。
目的とゴールを使い分ける。目的はありますか。
ゴールの設定を明確にして
社内外に発信されている
経営者の方は少なくありません。
けれど、
目的を明確に設定されている
経営者の方はそう多くはなかったり
します。
ゴールと目的。
似ているようで
異なるものですよね。
ゴールは事業を経営する上で、
何を目標にするか、という
1つの到達地点のこと。
売上目標○○万円。
というのも目指そうとする
到達地点の1つですよね。
一方で、目的は異なります。
事業を経営する上での目的は
何のために事業をするか、
事業をすることで
実現したいこと、
が目的になります。
私の場合であれば、
「理想の利益を明らかにし、その利益の実現を支えることで笑顔にする」
ことが目的で
ミッションとも読んでいます。
このミッションを実現するために
クリアする目標がゴールに
なるわけです。
そのためゴールは
いくつも設定することも
あります。
事業を続ける上で必要な
売上のゴールもあれば、
どんな商品やサービスを
提供するか、
というゴールもあります。
逆に複数のゴールを設定して、
同時に目指したほうが、
目的の達成にも近づきやすく
なりますよね。
だからこそ、
目的を明確にすることが
欠かせません。
目的がないとゴールは決まらない
事業を経営すること
だけでなく
目の前の仕事をする場合
でも同じです。
仕事として、
どんな成果物を出すか
は1つのゴールです。
一方でその仕事を
何のために行うのか
が目的です。
例えば、
「指定されたExcelの入力シートを作る」
ことはゴールであって、
何のために
その指定されたExcel入力シート
が必要か、は分かりませんよね。
Excelの入力シートを使うことで、
入力の正確性を高めながら経理業務の時間を短縮させる。
ということが目的に
なるわけです。
目的がハッキリしていれば、
Excel入力シートを作る
以外のゴールだって生まれる
かもしれません。
そもそもExcel入力シートを作る
以外にもっといい選択肢だって
あるかもしれません、
ゴールを決める前に
目的を設定する、
目的を確認すること
が欠かせませんね。
【編集後記】
最近、次男が恐竜のマネをして
長男にちょっかいを出して、
長男もそれ怖がって楽しむ、
という謎の遊びが流行っています。
仲がいいということでもありますが、
外でもどこでもこれをするので
ちょっと迷惑ですね^^;
【昨日の1日1新】
・とある居酒屋